【西東京】日大三・渡辺主将が代替大会V&東西王者対抗戦での帝京へのリベンジを宣言

代替大会での活躍を誓う日大三の(左から)渡辺、児玉、柳舘
代替大会での活躍を誓う日大三の(左から)渡辺、児玉、柳舘

 東西東京の代替大会の組み合わせ抽選会が4日、都内で行われた。日大三(西東京)の渡辺凌矢主将(3年)は、西東京都大会を制し、東西東京の王者が激突する対抗戦で昨秋都大会準々決勝で惜敗した帝京に雪辱することを誓った。

 組み合わせが決まっても、渡辺は序盤の対戦相手に興味を示さなかった。「秋は帝京に負けてるので、西東京で優勝して、東東京との最終決戦で帝京にリベンジして、東京ナンバー1は自分達だと証明したいです」と力強く言い切った。

 特別な夏を迎える。5月20日。センバツに続いて夏の甲子園の中止が正式に発表された。その夜、渡辺は悔しさのあまり、眠りにつくことができなかったという。「自分の野球人生をかけて、目標にしてきた甲子園。出場できないと分かって、言葉が出ませんでした…」。

 寮や練習場が閉鎖され、栃木・佐野市に帰省していた期間も、夏の甲子園が開催されると信じて汗を流してきた。「中止という報道が出ても何とかなるんじゃないかと思ってました」。それだけに、なかなか切り替えることは出来なかった。

 大きなショックを受ける主将をもう一度奮起させたのは小倉全由監督(63)だった。チームが再合流した5月24日、指揮官は選手を集めて「熱く高校野球をやろう! 優勝を目指して一生懸命やろう!」とナインを鼓舞。名将の熱いメッセージが胸に刺さった。ようやく前を向くことができた。

 西東京都大会は18日に開幕。日大三は、26日の初戦(2回戦)で田無―東京都市大等々力の勝者と対戦する。「一生懸命プレーすることで、感謝の気持ちを届けたいです。個人的には塁に出てチャンスを作っていきたいです」。自粛期間中、仲間と野球が出来ることが当たり前じゃないと知った。だからこそ、最後の夏を戦える喜びを感じながら、必死に、結果にこだわってプレーする。

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