【横浜M】昨季MVP・仲川輝人がJ引っ張る「リーグを代表とする選手として軽いプレーはできない」

実戦形式の練習で汗を流す横浜M・仲川輝人(カメラ・宮崎 亮太)
実戦形式の練習で汗を流す横浜M・仲川輝人(カメラ・宮崎 亮太)

 明治安田生命J1リーグは4日、各地で9試合が行われて再開する。2月21~23日の開幕節後、新型コロナウイルスの影響で中断した後、各クラブは練習もできない時期もあったが、4か月以上ぶりに戦いの場に立つ。横浜Mの日本代表FW仲川輝人(27)は3日、「リーグを代表とする選手として軽いプレーはできない」と、昨季MVPにふさわしいプレーで再開後のリーグをけん引する覚悟を示した。

 FW仲川は恒例ともいえるGKとのシュート練習で、再開前最後の調整を切り上げた。「率直に楽しみですし、明日が待ちきれない」とニンマリ。普段の練習では固めない髪をジェルで整えた姿からも、高揚感が伝わってきた。

 約4か月の中断期間。試合がない中でも「リーグの顔」として動いていた。昨季リーグMVPに対し、選手の気持ちや中断したリーグについて語ってもらおうとテレビ、新聞、雑誌など、各媒体から例年の2倍以上となる取材依頼が殺到した。コンディションを整えることを優先し、取材を拒む選手も少なくない。活躍できなければ、批判される可能性もある。それでも「注目されるのは、今だけ。発信するチャンスがあるのなら全て出たい」。普段はサッカーを扱わない女性誌にも登場した。

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 再開を控えた今週は練習後のリモート取材に2日間対応。J1各チームから選手が登場したリモートによる1日のカンファレンスは、オフにもかかわらず出席した。全ては「MVPとして、選手の鑑(かがみ)にならないといけない」という思いがあるから。自らの立場を再認識し、リーグを引っ張る自覚と責任が増した4か月間だった。

 開幕のG大阪戦から132日ぶりの公式戦。再開後は、プレーで存在意義を示す覚悟だ。「満員の雰囲気を味わうことはできないが、ピッチ内のコミュニケーションは図りやすい。リーグを代表とする選手として軽いプレーは見せられない。気持ちがこもったプレーを届けたい」。そう言い、リモート取材を終えた仲川は、両手にしっかり消毒液をこすりつけ、敵地・埼玉に向かった。(田中 雄己)

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