【浦和】FWレオナルド、再開後の超過密日程も「全試合出て得点王になる」…単独インタ

オンラインで取材対応した浦和FWレオナルド
オンラインで取材対応した浦和FWレオナルド

 J1浦和のブラジル人FWレオナルド(23)が、3日までにオンラインでスポーツ報知の単独インタビューに応じた。コロナ禍の自粛期間で改めて痛感した日本の良さ、日本国籍取得への思いなどを語った。4日に約4か月ぶりにリーグ再開後は超過密日程となり、通常より出場数は減ることが想定されるが「僕は全試合出るつもり。必ず得点王になるよ」と豪語。逆境にも負けず、18年のJ3、昨年のJ2に続く史上初の3カテゴリーでの得点王を狙う決意を明かした。(取材・構成、星野 浩司)

 ―新型コロナウイルスの感染拡大の影響によるリーグ中断から約4か月。現在の状態は?

 「コンディションは100%だよ。自粛期間も家でトレーニングしていたし、再開に向けてしっかり準備できている」

 ―どんなトレーニングをしていた?

 「(テレビ会議アプリ)Zoomでチームトレーニングもあったし、ウェートを使って自主トレもした。家の中で走れる小さいルームランナーを買って、1日4~5キロ走っていた。筋肉量と体重はあまり変わらなかった。チーム練習が再開後はクラブハウスで筋トレしたり、ベンチプレスは65キロのバーベルでやっているよ。自粛中に上がってた体脂肪率も下がって、良い状態だね」

 ―自粛中の生活リズムは安定していた?

 「食事は同じ時間に取るけど、睡眠はいつもより遅くなった。毎日練習がある時は夜11時すぎに寝るけど、自粛中は夜中1時半までゲームをやったりしてた。僕はあまりたくさん寝るのは好きじゃない。どうせ亡くなってしまったら目を開けられないからね」

 ―トレーニング以外の時間は?

 「日本語の勉強もやっていたよ。日本語の会話を紹介するテキストで独学でやっていて、上達はまあまあかな。大槻監督の言葉もかなり分かります。いろいろ単語を覚えたけど、好きな日本語は前から変わらず『かっこいい』だよ。自分の美しさをたたえるためにね(笑い)」

 ―コロナ禍の日本で生活して、改めて感じたことは?

 「日本はマスクやアルコール消毒、外出自粛など感染予防の意識や体制がしっかり整っている。ブラジルではこの状況下でも家にいないで出かけたりしている。この難しい時期に日本が正しい行動がとれることを学んだ。僕も緊急事態宣言が出た後は今まで一度も外食してない」

 ―将来の日本国籍取得を検討していると公言してきたが、その気持ちはより強くなったのでは?

 「もちろんそうです。日本は安全で衛生的で、日本人になりたいという強い気持ちはさらに強くなった。日本代表チームから『明日、日本人になってくれ』と望まれたら、もちろん帰化したいと答えるよ」

 ―ブラジルから来日して3年目。サントスFC時代の17年オフ、ブラジルを訪れたJ3鳥取の岡野雅行GMにスカウトされ、来日した。

 「岡野さんから『うちは3部リーグで給料もそんなに払えない』と言われたけど、『ボールさえあればいい』と答えた。治安が悪いブラジルより、安全で平和な日本でサッカーがしたいと1~2日で移籍が決まったよ。『得点王を取ったり成功すれば大きなクラブに移籍できるし、個人的に成長できる』と話を聞いて快諾した。そして今、ビッグクラブの浦和レッズでプレーできているので、本当に感謝しています」

 ―18年にJ3(鳥取、24点)、昨年にJ2(新潟、28点)と2年連続で得点王に輝いた。岡野さんとの約束通り、それ以上の活躍だ。

 「岡野さんは日本の父親だと思っている。不可欠な存在です。彼も『自分がもっと若ければ一緒にプレーして、もっとゴールを決めさせてあげるのに』と言っている。3か月間、食生活をしっかりすれば現役復帰できるよとジョークで言っているよ(笑い)」

 今季、新潟から浦和に加入。自身初のJ1挑戦で、開幕前から「23得点で得点王」と掲げてきた。過密日程で出場数は減りそうだが、目標は変わらない?

 「もちろん、変わらないよ。非常に良いメンバーがそろっている浦和に感謝したい。選手層が厚いので、誰が出てもチームとして良い戦いができる。ただ、僕は監督に『全試合出たい』と言ってある。僕としては12月まで全ての試合に出て、必ず得点王になりたい」

 ―2月のルヴァン杯・仙台戦(5〇2)で2得点、リーグ開幕・湘南戦(3〇2)で1得点をマーク。コミカルなダンスやポーズなど、独特なゴールパフォーマンスも注目されています。

 「コロナの影響でハイタッチや抱きついたりできないけど、DAZNやテレビで見ているサポーターに向けて、カメラに向かって思いっきりダンスをしたい。レパートリーが増えたか? まだ練習中だけど、いくつか用意しているから楽しみにしてほしい。再開初戦の横浜M戦は、まず勝ちたい。難しい状況だけど、まず勝たないとサポーターや国民に喜びは生まれないからね」

 ◆レオナルド・ナスシメント・ロペス・デ・ソウザ 1997年5月28日、ブラジル生まれ。23歳。同国の名門・サントスFCの下部組織出身。18年にJ3鳥取に完全移籍で加入。31試合に出場し、24得点で得点王に輝いた。19年に完全移籍したJ2新潟でも38試合28得点で得点王。利き足は右。180センチ、71キロ。家族は妻、1男。

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