◆西武9―5オリックス(2日・メットライフ)
西武の森友哉捕手(24)が今季1号を含む3安打4打点と存在感を放った。
まずは2点ビハインドの3回、先頭のスパンジェンバーグが2号ソロを放つと、1死から森も「見逃せばボール」という山崎福の高めの直球を振り抜き、右中間席まで打球を運んだ。開幕から11試合、46打席目で生まれた今季1号に「とりあえず前に飛ばそうと思ってました。最初センターフライかと思ったけど伸びてくれて良かったです。同点になったのもうれしいし、まず今季1本目でほっとしています。これから勢いづけるための大きな1本だった」と振り返った。
さらに同点に追いつかれた直後の7回には1死一、三塁から左中間を破る決勝2点二塁打を放ち、8回2死満塁では遊撃への適時内野安打。復調を印象付ける活躍に「2本目のヒットは理想的で、あとの2つはたまたまかなという感じはするけど、結果ヒット3本打てたので、本来の調子を取り戻せるいい機会だったんじゃないかなと思います」と振り返った。