池江璃花子「普通に生活することが本当に幸せ」競技・闘病・理想の本音語った

練習後、笑顔でシャワーを浴びる池江(代表撮影)
練習後、笑顔でシャワーを浴びる池江(代表撮影)
自由形で泳ぎ込む池江(代表撮影)
自由形で泳ぎ込む池江(代表撮影)

 白血病からの復帰を目指す競泳女子の池江璃花子(19)=ルネサンス=が2日、練習を公開。闘病中のつらさも明かし「普通に生活することが本当に幸せ」と話した。4日が20歳の誕生日。オンライン会見では「内面的に強い女性になりたい」と、理想像も口にした。

 ◆璃花子に聞く

 ―3月、プールに入ったときの心境は。

 「入院中は、まだプールには入らなくていいかなって気持ちでいたけど、いざプールに入れるとなると、すごくうれしかった」

 ―水泳はどんな存在?

 「水泳あって自分ができている。なかったら逆に何をしてたんだろう?っていう。本当に水泳をやっててよかったなと」

 ―白血病の診断を受けたときは。

 「抗がん剤治療をして髪の毛が抜けることにショックを受けた。でも、今まで頑張りすぎたなと思い(東京五輪に出なくていいと)ホッとした気持ちもあった」

 ―入院生活で大変だったことは。

 「抗がん剤治療の副作用とか。ここまで吐き気が強い薬だとは思っていなかったので、毎日戻して、一日に何度も戻してしまったり、食欲も全くなくて。周りの人がつらい思いをしてるのも、つらかった」

 ―20歳への抱負は。

 「しっかり自分の意志を持ついい大人の女性になれたら。見た目とかじゃなくて、人として内面的に強かったり、そういう女性になっていけたらと思う」

 ―五輪の延期について。

 「今まで一緒に泳いできた選手とか、他のアスリートたちの気持ちを考えるとすごく心が痛かった」

 ―今、一番幸せを感じる瞬間は。

 「普通に生活することが本当に幸せ。今はあんまりできないけど、友達と遊びに行ったりとか。みんなでおしゃべりしながらストレッチしたりとか、トレーニングするっていうのも。病気になる前は当たり前だったけど、それがまたできるようになったとき、すごく幸せを感じた」

 ―競技の世界に帰ってこようと思えたのは。

 「病気の子たちにまた強くなれるんだよっていうことを知ってもらいたいっていう気持ちや、中途半端なまま水泳を終わらせたくない気持ちがあった」

練習後、笑顔でシャワーを浴びる池江(代表撮影)
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