社会人野球を統括する日本野球連盟(JABA)は2日、都内で臨時理事会を行い、第91回都市対抗野球を予定通り11月22日から12日間、東京ドームで開催する方針を確認した。これに伴い、今季のプロ野球セ・リーグで巨人が優勝した場合、11月21日開幕の日本シリーズ(S)は他球場で開催されることになった。
都市対抗は例年7月開催だが、東京五輪を考慮して昨年5月の段階で11月開催を決定。一方、新型コロナウイルスの影響により、プロ野球の日本Sは11月7日開幕から同21日開幕に変更された。
JABAの清野智会長は「そこ(大会期間)にプロ野球が入ることはない、とNPB(日本野球機構)側とは確認できている」と説明。巨人の日本S進出時は中立地での開催を含めて検討されるとみられる。
また、この日の理事会では新型コロナウイルスの影響で変更した日程も承認。1次予選は4日から埼玉、山梨、滋賀でスタートする。