将棋の藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦7番勝負第1局は1日、愛知県豊橋市で2日制対局の1日目を終えた。同県瀬戸市在住の藤井七段にとって、タイトル戦挑戦者としての地元凱旋を果たした開幕局。2日の決着に向けて県内の期待も高まる中、幼い頃の藤井七段に指導した「ふみもと将棋教室」(瀬戸市)の文本力雄さん(65)は教え子の晴れ姿を万感の思いで見つめている。