将棋「封じ手」の珍事…「長考し予定外夕食休憩」「指すつもりでした」「千日手で封じ手なし」

立会人に「封じ手」を渡す木村一基王位
立会人に「封じ手」を渡す木村一基王位

 初めての封じ手―。将棋の藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦7番勝負の第1局が1日、愛知県豊橋市で1日目を終えた。史上最年長で初タイトルを獲得した木村が史上最年少挑戦者を迎え撃つシリーズ。藤井七段にとって、2日制ならではの慣習「封じ手」は初経験となった。

 ◆封じ手での“珍事”(肩書は当時)

 ▼1977年度十段戦(竜王戦の前身)第7局 中原誠十段に挑戦した加藤一二三・九段が封じ手時刻の午後5時30分になっても手を封じずに同7時過ぎまで長考を続けたため、予定にない夕食休憩に突入。中原が勝利して防衛した。

 ▼96年名人戦第1局 羽生善治名人に挑戦した森内俊之九段が封じ手時刻の午後5時30分に立会人から「手を封じてください」と促された時に「指すつもりでした」と意思表示をして次の手を指した。封じ手を行った羽生は同局に勝利し、その後、防衛した。

 ▼2019年名人戦第1局 佐藤天彦名人に豊島将之2冠が挑戦した開幕局は、午後3時2分に同一局面が4度繰り返される千日手が成立。規定により、指し直し局を2日目に行うことになり、封じ手自体が行われなかった。シリーズは豊島が名人を奪取した。

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