【阪神】歴史的貧打に矢野監督「突破口が見えない」…首位に5・5差、崖っ縁

中日に敗れ、肩を落とし引き揚げる矢野監督(中央=カメラ・馬場 秀則)
中日に敗れ、肩を落とし引き揚げる矢野監督(中央=カメラ・馬場 秀則)

◆JERAセ・リ-グ 中日5―0阪神(30日・ナゴヤドーム)

 歴史的貧打だ。スコアボードにまたもゼロ行進が続いた。「打線が打てない。それに尽きる。これだけみんな悪いとね。何とか変えたいんだけど、なかなか突破口が見えない」。今季2度目の完封負けに、矢野監督の嘆き節は止まらなかった。

  • 阪神の今季全成績
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 得点圏に走者を4度置きながら、肝心の一本が出なかった。3回無死二塁の先制機では青柳が送りバントに失敗して後続も凡退。4回1死からは連続四球を選んだが、サンズが三ゴロ併殺に倒れた。さらに6回先頭で不振の近本に14打席ぶりの安打が出たものの、1死一、二塁から頼みの4番・マルテが力のない三ゴロ併殺。6回1失点と好投した青柳を援護できず、連続無得点イニングは今季最長の「17」に伸びた。

 苦しいデータがあふれかえっている。開幕10試合を終えて2勝8敗は、48勝82敗で5位と16ゲーム差の最下位に沈んだ91年以来29年ぶりの球団ワーストタイ。同じく10試合消化時の計19得点は2リーグ分立後では59年の17得点に次ぐ“ワースト2位”で、チーム打率2割1厘も59年の同打率1割8分8厘、62年の同1割9分9厘に続く“ワースト3位”だ。

 打順変更などの効果的な打開策は見当たらず、状況は八方ふさがり。救援陣も開幕から全試合失点を許している。指揮官は「なんとか個人個人で状態を上げるっていうことがないと、やっぱり。打順といってもそんなになんか(効果が)あるかなっていうのもある。前を向いてやるしかない」と苦しい胸の内を明かした。首位・巨人とはついに5・5ゲーム差。球団の逆転優勝は1964年の6・5差が最大で、早ければ開幕11戦目のきょうにもデッドラインに達する。(小松 真也)

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