【オリックス】球団ワーストタイ10戦1勝9敗…2失策響き阪急時代以来32年ぶり屈辱

オリックスの今季全成績
オリックスの今季全成績
西武に敗れて7連敗となり、ベンチで肩を落とすT―岡田(中央)らオリックスナイン
西武に敗れて7連敗となり、ベンチで肩を落とすT―岡田(中央)らオリックスナイン

◆パ・リ-グ 西武―オリックス(30日・メットライフドーム)

 関西2球団が歴史的なつまずきだ。28日までのロッテ戦(ZOZO)で史上初の6連戦6連敗を喫したオリックスは、西武にまたも1点差で敗れて7連敗。開幕10試合を終えて1勝9敗は1988年の阪急時代以来32年ぶり、オリックスへの身売り後は初めての大幅な負け越しとなった。阪神も中日に完封負けで2勝8敗。こちらも91年に並ぶ球団ワーストタイ記録だ。

 最後の打者・小田が遊ゴロに打ち取られる瞬間を、西村監督は腰に手を当ててぼう然と見守った。ロッテに史上初の“6タテ”を食らった悪夢から週が明け、気持ち新たに臨んだ一戦だったが、連敗は7に延びた。開幕から10試合で1勝9敗、借金8は阪急時代の1988年以来32年ぶり。オリックスへの身売り後は初の屈辱となった。指揮官はベンチに腰を下ろし、視線をさまよわせたまま動かなかった。

  • 4回2死一、二塁、中村の一ゴロをTー岡田がファンブル
  • 4回2死一、二塁、中村の一ゴロをTー岡田がファンブル

 「やっぱり、そこが失点に結びついているということですよね。きっちり取っていかないといけない」。指揮官が指摘した2失策が大きく響いた。先発のアルバースは3回まで無安打の好投。しかし4回2死からの四球と初安打で一、二塁とされると、中村の一ゴロをT―岡田がはじいて満塁となり、直後に栗山の2点適時打で先行された。

  • 6回無死一塁、山川の三ゴロで中川が二塁へ悪送球
  • 6回無死一塁、山川の三ゴロで中川が二塁へ悪送球

 さらに6回無死一塁では、平凡な三ゴロを中川が二塁に悪送球。無死一、三塁のピンチを招き、外崎の遊ゴロで1点を追加された。投手の自責点0で、全3失点。「最初のは2死から。その後も取れておけば、ゲッツーもね」。敗因は明確で、西村監督のぼやきも仕方がなかった。

 打線もかみ合わない。7回にロドリゲスの来日1号2ランで1点差に詰め寄り、相手の失策もあってなお2死一、三塁としたが、安達が右飛に倒れた。安打数は6本で西武の4本を上回ったが、あと1点が遠い。「投手は頑張ってくれたが、結局6回の1点が最後まで…」。1点差負けは4試合連続、早くも今季6度目だ。

 1日の西武戦に敗れると借金9で、開幕10連敗を喫した1961年以来59年ぶりの大ブレーキとなる。「これからですね。あと110試合。しっかりと戦っていくだけ」と指揮官。昨季最下位からの反抗をうたってきたが、とにかく目先の1勝で、暗いトンネルを抜け出したい。(宮崎 尚行)

 ◆1961年と88年の阪急

 ▽1961年 59年途中から就任した戸倉勝城監督の3年目。梶本隆夫が17勝、米田哲也が16勝を挙げるが、開幕10連敗が響き、53勝84敗3分けで5位に終わる。打者では中田昌宏が29本で本塁打王を獲得したが、チーム打率(2割2分5厘)、本塁打(65本)はリーグ最下位だった。

 ▽1988年 就任2度目の上田利治監督の8年目。84年以来の優勝を狙うも開幕4連敗を喫し、1勝を挟んで再び5連敗した。松永浩美、福良淳一が打率2、3位でベストナインに選出され、投手も星野伸之、佐藤義則、古溝克之が2ケタ勝利したが60勝68敗2分けで4位。10月にオリックスへの譲渡が発表されて阪急最終年となり、シーズン後には山田久志、福本豊が引退した。

試合詳細
オリックスの今季全成績
西武に敗れて7連敗となり、ベンチで肩を落とすT―岡田(中央)らオリックスナイン
4回2死一、二塁、中村の一ゴロをTー岡田がファンブル
6回無死一塁、山川の三ゴロで中川が二塁へ悪送球
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