【日本ハム】札幌D開幕戦ドロー、栗山英樹監督「勝ちたかった」上沢直之復帰ナイン気迫

本拠開幕戦を引き分けで終えた日本ハムの栗山監督
本拠開幕戦を引き分けで終えた日本ハムの栗山監督

◆パ・リ-グ 日本ハム1―1ソフトバンク(30日・札幌ドーム)

 日本ハムは本拠地・札幌D開幕戦で、ソフトバンクと1―1で引き分けた。378日ぶりの1軍復帰登板となった上沢直之投手(26)が5回1失点と好投。1点を追う中、同期で同い年の近藤健介外野手(26)の適時二塁打で追いついた。上沢の後、栗山英樹監督(59)が送り込んだ5投手がいずれも1回無失点と好リリーフ。一歩も譲らないまま、特例により延長10回で打ち切られた。

 負けられないナインの気迫が無観客の札幌Dを震わせた。本拠地開幕戦で、上沢の復帰登板。「なんとかしてあげたいと思えば思うほどああなっていく日もある。(上沢が)帰ってきたことが、選手にとっては勝てる可能性を一番感じてくれていると思う。そういうメッセージは送ってくれました。それだけに勝ちたかったけどね」。引き分けに終わったが、栗山監督は手応えを口にした。

 気迫は表現されていた。2回先頭の長谷川の左翼線フェンス直撃の飛球に、近藤は迷わず突進。紙一重で捕れなかったが、ガッツはナインに波及した。呼応するように、3回は二塁・渡辺がセンターへ抜けようかというライナーをダイビングキャッチ。9回二死では上林の右翼フェンス直撃の飛球を、大田がジャンプ一番もぎとった。

打線てこ入れ 今季初めて上位打線にてこ入れした。全9試合で2番に置いた大田を5番に下げ、2番に起用した渡辺が結果で応えた。4回1死にムーアからチーム初ヒットとなる遊撃内野安打で5戦連続安打。完璧に押さえ込まれていた初顔左腕のリズムを崩すと、近藤の左中間二塁打で一気に本塁に生還した。4打数無安打の大田も、中田の後ろに座ることで相手が気の抜けない打線に変化。打率1割台と本調子でない大田の復調を促す意味でも、オプションの一つになる。

 北海道でも3か月遅れでプロ野球が開幕した。まだ無観客だが、イニング間にはオンラインで観戦するファンの姿が電光掲示板に映されベンチからも見えた。「(球場に)いなくても、頑張ろうという気持ちになりますね」と史上505人目の通算1000試合出場を果たした中島。札幌Dでは14日のロッテ戦から5000人の入場が可能になる。もう少しで会えるファンのために。日本ハムナインは勝利だけを目指す。(秦 雄太郎)

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