【楽天】鈴木大地、古巣ロッテの連勝止める移籍1号「特別な感情あった。100点」

2回1死一、二塁、右中間に移籍後初本塁打となる3ランを放った鈴木大(カメラ・佐々木 清勝)
2回1死一、二塁、右中間に移籍後初本塁打となる3ランを放った鈴木大(カメラ・佐々木 清勝)

◆パ・リ-グ 楽天15―4ロッテ(30日・楽天生命パーク)

 楽天打線が15得点を奪い、8連勝していたロッテを圧倒。首位攻防初戦を制して、ロッテに1ゲーム差に迫った。鈴木大が古巣相手に移籍後1号3ランを放つと、4番・浅村は4号2ラン、ロメロも3号3ランをマークし、チーム今季最多の1試合3本塁打。チーム打率2割9分8厘、101安打、69得点はいずれも12球団トップだ。

  • 楽天 2回の猛攻
  • 楽天 2回の猛攻

 古巣への強烈な“恩返し弾”が、チームの流れをさらに引き寄せた。0―2の2回、4連打を含む5安打4得点で逆転して二木をKO。さらに1死一、二塁で鈴木大が左腕・中村稔の代わりばなの初球、142キロ直球を振り抜き、右中間席へ移籍後1号3ラン。首位・ロッテとの6連戦初戦で、価値ある一発だった。

 「特別な感情ももちろんあった。ここを倒さないと上にいけないので、勝ちたい気持ちで臨んでいた。自分としては100点のホームランが出たのは良かった」

 開幕から10安打はすべて単打だったが、今季初長打が本塁打。昨季自己最多の15本塁打を放った力強さも示し、10打点はリーグ3位となった。試合前には浅村と古巣対決の話をしたといい「アサは(古巣・西武との移籍後初対戦で)場外ホームランを打ってて。自分もこういう結果になったので、かなり速く(ダイヤモンドを)一周したぐらい興奮してたと思う」と振り返る。

 2回の7得点の後も、手を緩めないのが楽天打線だ。7―3の4回にはブラッシュが左翼線へ適時二塁打を放つと、浅村は左中間席へ4号2ラン。さらに6回には島内が右翼線へ2点適時二塁打、ロメロが右翼席へ3号3ランと5得点を刻んだ。

 12球団トップのチーム69得点、打率2割9分8厘で、12球団唯一の100安打超え(101安打)だ。4番・浅村を中心とした打線は、新戦力で厚みを増した。三木監督は、チーム打撃ができるだけでなく、勝負強さも持つ鈴木大を2番や3番、5番に置く。そして、「6番にいい打者を置けたらいいと考えていた」と、オリックスから移籍のロメロを中軸の後ろに置くことで、切れ目のない打線を生み出している。

 これでロッテと1ゲーム差。初戦を取り、指揮官は「非常にチームとしては大きいけど、勝って明日という思いが強い。一戦必勝でみんなで戦いたい」と表情を引き締めた。驚異の打線が、まだまだ爆発力を示していく。(田中 哲)

試合詳細
2回1死一、二塁、右中間に移籍後初本塁打となる3ランを放った鈴木大(カメラ・佐々木 清勝)
楽天 2回の猛攻
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