サッカー日本代表・森保一監督の考えをサッカーキャップが深読み…好調の海外組に続け、J1再開から国内組も全開!

サッカー日本代表の森保一監督
サッカー日本代表の森保一監督
欧州で活躍する主な日本人選手の再開後成績と寸評
欧州で活躍する主な日本人選手の再開後成績と寸評

 サッカー日本代表の森保一監督(51)が30日、オンライン取材に応じた。新型コロナウイルス感染拡大の影響から再開した欧州各国リーグで、中断前よりも活躍が目立つFW大迫勇也(30)=ブレーメン=ら欧州組を高く評価。「日本人は苦しい中でもやるべきことを準備して発揮する能力がある」と分析した。4日に再開するJ1は厳しい日程となるが、国内組も「できること」に目を向ける姿勢を持てるか。内田知宏キャップが、森保監督の考えを深読みする。

 約3か月ぶりの囲み取材に応じた森保監督は誇らしげだった。「(海外組は)難しい状況の中でも我慢強く、辛抱強く、自分のやれることを準備している。(新型コロナウイルス)感染のリスクなども考えてメンタル的に保つのは難しいと思うが、日本人は苦しい状況でもやるべきことを準備して、発揮する能力があるなと思いました」。海外組の活躍に目を細めた。

 中断前よりも際立っている。FW大迫が終盤戦で4ゴールを挙げ、降格圏にあったブレーメンを救おうとしている。マジョルカMF久保はシュートまで持ち込む場面が増え、同じスペインではFW岡崎、MF香川の両ベテランが結果を残す。若手のMF鎌田もフランクフルトで得点。所属クラブで存在感を高める現象が起きている。

 以前、欧州組に密着取材をした経験があるが、彼らの意識の高さには驚かされる。選手たちがレストランに集まっても、アルコール類を口する姿を一度も見たことがない。代謝を考えて移動時は水を持参する。メインの肉の前には温野菜を注文。当然、栄養のバランスを考えての行動だ。トレーナーを訪ねる頻度も高く、サッカーのことを四六時中考えている。多くの選手が海を渡ったが、先輩から後輩へと意識が伝播(でんぱ)するサイクルになっている。彼らの活躍の要因は、コロナ禍でも「できること」に目を向けてきたのだと容易に想像がつく。

 J1は今月4日に再開する。夏場の過密日程などを考えれば、選手は不満の一つ、弱音の一言も吐きたくなるだろう。だが、日本代表の席を奪い返すためにはそうも言っていられないはずだ。「選考時のポイントにもなる。まずは自分に勝てるかどうか。自分の力をどんな状況でも最大限発揮できるかというのが大事」と森保監督。海外組への賛辞であると同時に、これから始まる国内組への激励の言葉に聞こえた。

(内田 知宏)

五輪代表候補に予選映像で刺激 

○…森保監督は東京五輪代表候補に欧州、南米予選の映像を見せる考えを示した。コロナ禍で活動再開は、早くても今年12月のトゥーロン国際(フランス)になる見通し。東京五輪が延期になったことも踏まえ、メダル獲得への意識と向上心を保つ狙いがあるという。「これだけ高いレベルで戦うんだというメッセージを(届けたい)。さらに上を見てもらうためのことはやっていきたい」と話した。

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