東京都が新モニタリング7項目を発表…小池知事「感染防止と経済活動との両立を図る」

臨時会見に臨んだ小池都知事
臨時会見に臨んだ小池都知事

 東京都の小池百合子知事は30日、都庁で臨時記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染状況を把握するための新たなモニタリング指標を発表した。従来の休業再要請や「東京アラート」を発出する具体的な数値基準は設けず、小池知事は「感染防止と経済活動との両立を図る」と強調。今後は週1回程度、専門家らと随時対応を検討する予定で、新指標は7月から施行される。

 「ウィズ・コロナ(コロナと共に)」に適応した新たな指標が発表された。小池氏は従来の指標については「当時の医療体制において、休業を要請する、またはそれを解除するための基準」とし、「ウィズコロナの状況の中でどういった体制が必要なのかずっと議論をいただいて、今日方向性を発表させていただいた」と説明した。

 新指標は大まかに2つに分類され、項目は前回と同じ7つ。「感染状況」の観点からは3項目で、1週間平均の「新規陽性者」「感染経路不明者」に加えて、「東京消防庁(♯7119)における発熱などの相談件数」を盛り込んだ。また、「医療提供体制」の観点においては、「検査の陽性率(PCR・抗原)」「救急医療の東京ルールの適用件数」「入院患者数」「重症患者数」の4項目とした。

 この日の東京都で新たに確認された新規感染者は54人。5日連続で50人以上となった。今後、再び休業要請がなされる可能性については、都民や事業者に基本的な感染防止対策の徹底を呼びかけた上で、「それを超えて感染が広がっていくという時は、1つの考えとしてありうる。皆様の協力で避けていきたい」とした。

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