“鬼滅級”鬼カサゴ、ヒット連発! 勝浦港・勝丸のリレー船で2キロ近い大型

萩原さんはアジやサバ、鬼カサゴ、夢カサゴなど八目釣りを達成した
萩原さんはアジやサバ、鬼カサゴ、夢カサゴなど八目釣りを達成した

 外房・勝浦沖を狙うリレー船で鬼カサゴが好調に食っている。勝浦港の報知指定・勝丸の乗合船では、前半にフラッシャーサビキでアジやサバを狙い、後半は釣ったサバを切り身餌にして根魚釣り。水深130メートル前後の海底に潜む鬼カサゴを狙い2キロ近い大型が上がっている。さらにはユメカサゴやカンコなどの高級魚も交じる。クーラーボックスは多彩な魚で満杯になる。

  • サビキで良型サバを抜き上げる萩原さん
  • サビキで良型サバを抜き上げる萩原さん

 乗船者は隣との間隔を十分に空け、釣り場へ向かった。航程約40分の勝浦沖で魚の反応を見つけた斉藤陽平船長(28)は「水深120~128メートルに反応が出ています」とマイクで伝え、前半のサビキ釣りが始まった。

 左舷船尾では足立区の萩原一馬さん(49)が、竿をあおりフラッシャーサビキを踊らせ仕掛けに“命”を与えると竿がギュンギュンと引き込まれた。30センチオーバーのアジや40センチ級のサバを次々と取り込む。「大サバは冬なら最高の一品だ。今は少し脂が抜けているからシメサバにするとうまいね」と教えてくれた。

 2時間ほどでアジ、サバ釣りを終了し、次は鬼カサゴ狙いだ。移動の合間に仕掛けを交換し斉藤船長の合図を待つ。「水深130メートルです」とのアナウンスで仕掛けを投入。海底からオモリを1メートルほど上げ、アタリを待つ。すると、クンクンとかすかに引き込むアタリがあった。竿先を下げ確実に食い込ませる。次のコツコツという魚信で竿を立て聞き合わせると、竿に重みが掛かった。道糸を少し巻いてもう一度合わせを入れるとハリ掛かりしたのか、ゴンゴンという魚の動きが伝わってきた。巻き上げ中もズッシリとした重みを感じる。上がって来たのは1キロ弱だが立派な鬼カサゴだ。

 右舷船首に席を構えた江戸川区の竹内昭治さん(62)にもアタリが来た。最初からゴンゴンと続く力強い引きに「サメかな」と少し落胆したようだったが、水深60メートルまで上げてくると、また頭を振るような強い引きになり「鬼なら大きいよ」と期待に変わった。その言葉の通り、水面に現れたのは2キロ近い大型鬼カサゴだった。「このサイズなら引くわけだ」と満足そう。次の投入でも1・5キロ級を上げ「鬼カサゴは1尾釣れると、周辺に何尾かいるようで続けて食うことがあるんだよ。誰かが釣った時はチャンスだよ」と話した。

 勝丸では6月18日のリレー船で鬼カサゴ0・7~1・9キロ2~3尾。ユメカサゴなども食った。カンコが交じることもある。サビキでのアジやサバもよく釣れている。斉藤船長は「鬼カサゴは1キロ前後の良型主体です。ゼロの人は少なく、安定して食っています。海が穏やかな今が高級魚を手にするチャンスです。また今後は後半にスルメを狙うこともあります」という。(田中 清)

 ◆餌薄く平らに

 根魚釣りでは、餌が回転すると仕掛けが絡むなど食いが極端に悪くなる。サバ餌作りにこだわる草加市の相川博己さん(60)は、釣ったサバを切り身にする時、長柄のカミソリで皮に3ミリほどの厚さで身を残して平らに削ぎ、次に幅1.5センチ、長さ12センチほどの短冊型に切りそろえた。その切り身に海水でぬらしたタオルを掛け、乾かないようしていた。「餌は薄く平らにした方が海中で回転しないんです。それに新鮮な方が食いが良いですね」と話した。

 ◆めも アジと鬼カサゴ・スルメイカのリレー釣りの近況、乗合船は勝浦港勝丸(TEL0470・73・0483)。乗合船は午前3時30分集合、同4時出船。料金は氷付きで1万円。レンタルの電動リールセットあり。港に駐車スペースがある。

 このほか大原港松栄丸(TEL0470・62・0571)から鬼カサゴ船、太海港聡丸(TEL04・7092・0505)からリレー乗合船が出る。

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サビキで良型サバを抜き上げる萩原さん
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