【楽天】涌井秀章、16年以来開幕連勝へ油断なし…平常心で古巣ロッテ斬りだ!

古巣・ロッテ戦での先発に向け調整する楽天・涌井(カメラ・佐々木 清勝)
古巣・ロッテ戦での先発に向け調整する楽天・涌井(カメラ・佐々木 清勝)

 楽天はきょう1日、本拠地で首位のロッテを迎え撃つ。先発は昨季まで6シーズン、ロッテに在籍した涌井秀章投手(34)。今季から楽天に加入した右腕にとっては、楽天移籍後初めての古巣相手の登板となる。通算134勝右腕は、あくまでも平常心で古巣斬りに挑む。

 闘志を内に秘めるようだった。涌井はあくまでも淡々と、古巣相手の登板に向けてコメントした。「特に意識はしていません。いつも通り自分のピッチングができればと思います」。首位を快走するロッテとの一戦。チームの勝利のため、特別な意識を持つことなく普段通りの投球を心がける決意を示した。

 登板を翌日に控えたこの日の最終調整では、キャッチボールやダッシュなどで汗を流した。今季初登板となった6月24日の日本ハム戦(楽天生命パーク)では7回4安打2失点で移籍後初勝利。状態は決して悪くはないはずだが「前回は前回なので」と、どこまでもクールだ。シーズン初登板から自身4連勝を飾った16年以来となる開幕から自身2連勝へ向け、油断することなく臨む。

 苦い思い出を払拭(ふっしょく)したい。2013年冬、9年在籍した西武からロッテにFA移籍。移籍後初めて古巣相手に登板したのが14年4月1日の西武戦(QVC)だった。「ロッテ・涌井」としてのデビュー戦ともなったが、5回2/3を投げ5安打3失点(自責3)で敗戦投手となった。在籍するチームが異なるとはいえ、古巣相手の初登板は同年4月以来、約6年2か月ぶり。今度こそ、白星を手にしたい。

 発奮材料もある。お互いに力を認め合う、則本昂の存在だ。則本昂は開幕から2試合に先発し2勝0敗。計14回を投げ2失点で防御率1・29と安定した投球を見せ続けている。「前回(26日、日本ハム戦)で則本は10個も三振を取ったので、イニング数や最多勝で負けないように。まず勝ち(2勝)は並ばないと」と気持ちを高ぶらせた。ロッテから“恩返しの勝利”をもぎ取り、今季2勝目を狙う。

(高橋 宏磁)

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