◆ヤマニンペダラーダ(6月27日、阪神11R・水無月S・3勝クラス、芝1200メートル=5着)
ロスなく回った先行勢が上位を占めた一戦で、後方から1頭だけ5着に追い込んできた。上がり3ハロン34秒3はメンバー最速。外を回って距離ロスが大きかったことを考慮すれば、中身はかなり濃い。
鮫島克駿騎手は「以前はきれいな馬場でしか走れなかったけど、今ならこのくらいの緩い馬場の方がいいかもしれません。勝負どころで、いい反応でした」と評価。昇級初戦で掲示板を確保し、いきなりクラスにめどを立てた。
序盤で追走に苦労していたように、現状では1200メートルは忙しい印象。今春、1400メートルで2勝クラスを卒業しており、今はもう1ハロンあった方がいい。7月19日のオークランドRCT(阪神・3勝クラス、芝1400メートル)に出てくるようなら、狙ってみたい。(内尾 篤嗣)