大迫勇也“半端ない”2発で自動降格阻止 「ブレーメンの救世主」ドイツ紙も絶賛

ケルン戦の後半、自身2点目のゴールを決めガッツポーズするブレーメンの大迫(共同)
ケルン戦の後半、自身2点目のゴールを決めガッツポーズするブレーメンの大迫(共同)

◆ドイツ ブンデスリーガ ブレーメン6―1ケルン(27日・ブレーメン)

 最終節が各地で一斉に行われ、ブレーメンの日本代表FW大迫勇也(30)が2得点1アシストをマークした。ホームでケルンを6―1で下して16位に浮上し、自動降格を回避。2部3位のハイデンハイムとの入れ替え戦(7月2、6日)に回ることが決まった。大迫はリーグが選出するマン・オブ・ザ・マッチデー(各節の最優秀選手)に選出された。フランクフルトの同MF鎌田大地(23)はホームでパーダーボルンを3―2で退けた。鎌田はフル出場し、MF長谷部誠(36)は欠場した。

  • 大迫の2本のゴール
  • 大迫の2本のゴール

 窮地のチームを救う“半端ない”2発を決めた。土俵際に追い込まれていたブレーメンは、FW大迫の2得点1アシストの大活躍で6発大勝。入れ替え戦を行う16位でシーズンを終え、1部残留へ望みをつないだ。

 大量6ゴールの口火を切った。前半22分、味方の鋭い縦パスを、ペナルティーエリア内でピタリとトラップ。冷静に右足でゴール右上へ蹴り込んだ。前節まで16位のデュッセルドルフとは勝ち点2差。勝利必須のチームに勢いを生む先制点だった。

  • 後半13分、右からのクロスを合わせゴールを決めた大迫(共同)
  • 後半13分、右からのクロスを合わせゴールを決めた大迫(共同)

 前半を3点リードで折り返すと後半も畳みかけた。4―0の後半13分。右からの折り返しに猛然と走り込み、冷静にゴール左へ沈めた。残留争いの重圧が増す終盤4試合で4発。ドイツ1部6季目で自己最多となる今季通算8ゴールとした。2部への自動降格圏に長く低迷していたチームは、土壇場で16位での入れ替え戦へ回ることが決まった。

 リーグ公式サイトは、全18チームから1人が選出される「マン・オブ・ザ・マッチデー」に大迫を選出した。今季の日本人では第29節の鎌田に続いて2人目となり、「ブレーメンの救世主」とたたえた。同国有力紙「ビルト」は最高評価となる「1」の採点を与えた。

  • 勝利を喜ぶブレーメンの選手たち(ロイター)
  • 勝利を喜ぶブレーメンの選手たち(ロイター)

 リーグ再開後はベンチスタートが続き、途中出場しながら途中交代を命じられる屈辱も経験。現地では起用に対して批判的な声もあったが、終盤は6試合連続で先発出場し、FWらしくゴールで結果を示し続けた。

  • ドイツ1部残留争い
  • ドイツ1部残留争い

 1部残留をかけた入れ替え戦では、クラブ史上初の1部昇格を目指す2部3位のハイデンハイムとホームアンドアウェー方式で対戦する。ブレーメンのコーフェルト監督はクラブ公式サイトで「大きな重圧がのしかかる状況は、まだ続いている」と気を引き締めた。来季の命運を決する2試合でも、大迫にゴールの期待がかかる。

ケルン戦の後半、自身2点目のゴールを決めガッツポーズするブレーメンの大迫(共同)
大迫の2本のゴール
後半13分、右からのクロスを合わせゴールを決めた大迫(共同)
勝利を喜ぶブレーメンの選手たち(ロイター)
ドイツ1部残留争い
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