中村勘九郎&七之助が劇場から生配信…7・18、19に「歌舞伎生配信特別公演」史上初の試み 「青春の場所」浅草公会堂から

歌舞伎をライブ配信する中村勘九郎(右)と中村七之助
歌舞伎をライブ配信する中村勘九郎(右)と中村七之助

 歌舞伎俳優の中村勘九郎(38)、中村七之助(37)兄弟がこのほど、テレビ会議アプリ「Zoom」でスポーツ報知などの取材に応じ、7月18、19日に東京・浅草公会堂で「歌舞伎生配信特別公演」を開催することを明かした。劇場から歌舞伎をライブ配信する史上初の試みだ。

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、歌舞伎公演は2月末から全てストップ。3月に無観客の歌舞伎座で収録された映像がYouTubeで公開され、今月27日にはZoomを活用した松本幸四郎(47)が「図夢歌舞伎『忠臣蔵』」を都内の稽古場から生配信したが、劇場からの生配信は例がない。勘九郎の長男・勘太郎(9)、次男・長三郎(7)、中村鶴松(25)も含め中村屋一門が総出演する。

 2月の歌舞伎座以来、5か月ぶりの歌舞伎となる勘九郎は「自粛期間に歌舞伎がこんなにも自分を支えているものだと思った。歌舞伎への愛に気付かされた」と意欲的。1月以来、実に半年ぶりとなる七之助は今回の配信について「多くの人に見てもらって、歌舞伎を知るきっかけにもなれば。憂鬱(ゆううつ)な世の中を吹っ飛ばしたい」と意気込んでいる。

 明るく、おめでたい雰囲気の演目「お祭り」を日本舞踊「宗家藤間流」の宗家、藤間勘十郎氏(40)の協力でアレンジした「猿若揃江戸賑 厄祓浅草祭(さるわかそろうえどのにぎわい やくはらいあさくさまつり)」のほか、映像やトークのコーナーも。タイトルに「厄祓(やくはらい)」とあるように新型コロナウイルス収束への願いが込められており、勘九郎は「ご自宅から『いよっ、待ってましたっ!』と声をかけていただきたい」と呼びかけた。

 かつて浅草公会堂で若手中心の公演「新春花形歌舞伎」で腕を磨いた勘九郎が「僕らにとって青春の場所」という浅草から発信することに意義がある。中村屋としては浅草寺の境内で平成中村座として歌舞伎を披露したこともあり、七之助は「初心を忘れない意味でも、浅草から再出発したい」と力を込めた。

 ○…「歌舞伎生配信特別公演」は全2回公演で18日は午後1時から、19日は午前11時からイープラス「Streaming+」、ぴあ「PIA LIVE STREAM」で有料ライブ配信する。チケットは税込み3000円。7月1日午前10時から発売。

芸能

宝塚歌劇特集
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 バックナンバー申し込み 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請