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【宝塚記念 競馬のミカタ】秋も続くか牝馬の進撃 クロノジェネシス6馬身差V

 リスグラシューが圧倒した有馬記念をだぶらせた方もいたのではないか。それにしてもクロノジェネシスは強かった。4コーナーを引っ張ったままの手応えで回り、直線は引き離す一方。重馬場の京都記念でカレンブーケドールに2馬身半差をつけて快勝した道悪巧者だが、2着のキセキも大雨のなかで行われた菊花賞の優勝馬。6馬身差は巧拙を超越していた。

 父はバゴ。2004年の凱旋門賞馬である。同年の宝塚記念の勝ち馬だったタップダンスシチーが、長距離空輸のトラブルに巻き込まれながら果敢にチャレンジしたレースとして、日本の競馬ファンには記憶されている。レース直後、ロンシャンのターフで、バゴを優勝に導いたジレ騎手の号泣する姿が、今でも忘れられない。かける思いが、テレビ画面を通して伝わってきた。同時に1999年エルコンドルパサーの2着で身近に感じるようになっていた欧州の聖域が、いかに遠い存在であるかを思い知らされた一瞬だった。

 あれから16年。その娘が雨上がりの仁川で、キャリアにまたひとつタイトルを書き加えた。そこには受け継いだパワーを感じずにはいられない。そして、また牝馬である。高松宮記念のモズスーパーフレア、大阪杯のラッキーライラック、安田記念のグランアレグリアに続いた。

 前年から6頭増、フルゲートのプラス材料を味方に、売り上げ4・8%増のサマーグランプリ。無観客開催が続くなか、今年も折り返しを迎えたが、「強い牝馬」の進撃は秋競馬も続くか。

(編集委員・吉田 哲也)

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