【日本ハム】野村佑希が前夜から3打席連続タイムリー…20歳の誕生日自ら祝った ジェームス・フィーバー止まらん

2回1死一、二塁から適時打を放った野村(カメラ・関口 俊明)
2回1死一、二塁から適時打を放った野村(カメラ・関口 俊明)

◆パ・リ-グ 楽天7―1日本ハム(26日・楽天生命パーク)

 日本ハムの高卒2年目・野村佑希内野手(20)が、2戦連続の適時打を放った。「7番・三塁」で2戦連続先発出場。1点を追う2回の第1打席。1死一、二塁から則本昂の128キロの変化球を中前にはじき返した。第2、3打席は連続見逃し三振に倒れ、3打数1安打1打点だった。チームは1―7で敗れ連勝はならなかったが、この日20歳の誕生日を迎えた期待の大型内野手は日々成長を見せる。

 一夜明けてもジェームス・フィーバーは続いていた。相手は球界を代表する右腕・則本昂。先輩たちが作った1死一、二塁の好機に「追い込まれていましたが食らいつく気持ちで打ちました」。外に逃げるスライダーを中前へ運んだ。前夜から3打席連続適時打。「昨日からいい状態をキープできているので、この調子で集中してプレーしたいです」。売り出し中の若武者は精神をさらに研ぎ澄ました。

 10代最後の25日、一気に結果が出た。開幕12打席目でのプロ初安打を皮切りに、初適時打、初打点、初二塁打、初三塁打。10代の自分とお別れするがごとく“成人の儀”を済ませた。20歳初日も第1打席で安打を放ち、チーム唯一の打点を挙げる活躍。ミドルネームのジェームスから「J(ジェイ)」の愛称でかわいがられる2年目野手は、立派に大人の仲間入りを果たした。

 課題は多い。6回には俊足の辰己に三塁前セーフティーバントを許しピンチが拡大。7回はロメロの三塁線の強烈な打球をグラブには当てながらも強襲安打になった。難しい打球だったが、アウトにできれば投手を助ける大きなプレー。慣れない天気と環境。栗山監督は「芝の球場とか雨の時に出ていないだろ」とかばいながらも「それでもやらないといけない。俺は彼ならできると信じてやっている」と成長に期待した。

 第2、3打席は外角の速球に手が出ず、見逃し三振に倒れたのも勉強のうちだ。「一つ一つがいい経験になる。見ていると一つの失敗をした後に生かしていける選手のように見える。それはすごくいいこと」と指揮官。粗削りな20歳が空位の三塁をつかむか否か―。今季の鍵を握る存在であることは間違いない。(秦 雄太郎)

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