ステイホームで注目3000種以上から選べる…ケーキ専門通販サイトが景気いい

スポーツ報知
「Cake.jp」を運営する高橋優貴氏

 「お気に入りの洋菓子店のケーキを食べたい」

 全国どこにいても購入できて、どこにでも届けてくれる。そんな夢をかなえてくれるのが300社以上の洋菓子店が加盟し、3000種以上のケーキをそろえる日本最大級のケーキ専門通販サイト「Cake.jp」。5月の売上は昨年対比250%を記録し、会員登録者数は30万人を突破。ステイホーム期間を経て、一段と注目を集めている。

 緊急事態宣言が5月末まで2か月近く続き、実店舗でプレゼントやケーキを選ぶのが難しい状況が続いた。店舗から足が遠のいたままの消費者も多く、巣ごもり消費が増加。「自宅で特別な時間を過ごしたい」という傾向が顕著になっている。

 同社では誕生日ケーキを始め、思い出をプリントした写真ケーキ、イラストや似顔絵のケーキ、3D・立体ケーキなどのオーダーケーキを用意。代表取締役の高橋優貴氏(34)は「家族構成が変わり、多様化、細分化されたニーズに対応できるように種類を増やしてきた。それがウケているんだと思う」と分析する。

 「課題は認知度。冷凍ケーキを買うことに対するハードルの高さを、まだまだ感じる。壊れやすさ、賞味期限などケーキは配送に向いていない商材。冷凍に適した材料を使い、破損を防ぐ梱包(こんぽう)に変えるなど工夫を重ねています」。理念は自社、加盟の洋菓子店、顧客の3者の満足を満たすハッピートライアングル。「14年頃に加盟店舗を増やしすぎて社内業務がパンクし、トラブルが増えました。当然ですが、お客様とケーキ屋さんを一番に考えること。稼ごうとすると、歪(ひず)みが生じる」と失敗談も明かす。

 コロナ禍で経営状況の厳しい店舗への支援策として、注文時にチップを付与できる機能をスタート。「集まったチップを各店舗に分配できれば。将来的には、応援したい店舗に直接寄付する仕組みを作りたい」と話した。

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