学法福島・辻垣高良&梅田誉希、幼なじみバッテリーで強豪相撲部と稽古

並んでトレーニングをする梅田(左)と辻垣
並んでトレーニングをする梅田(左)と辻垣

 幼なじみバッテリーが、最後の夏を前に、相撲部の門をたたいた。昨秋、福島県大会優勝を果たした学法福島の辻垣高良投手と梅田誉希捕手(ともに3年)は兵庫・神戸市出身で、保育園からの幼なじみ。ふたりは6月16日から19日まで同校の強豪相撲部で、四股やすり足、立ち合いなどの稽古をした。

 同校野球部では毎年、投手陣は冬トレの一環で相撲部に入門するが、夏の大会前に、しかもバッテリーでの入門は初めて。辻垣が「稽古での、梅田のガッツある姿勢から刺激を受けた」と話せば、左足裏の皮がむけるほど全力稽古した梅田も「充実した時間だった。夏はもっと辻垣をサポートしていきたい」と絆が深まる稽古となった。

 昨秋は公式戦で85イニングを投げ89奪三振、防御率1・05の好投で注目を集めた辻垣。14日の練習試合で背中の張りを訴えると、藤森孝広監督から、昨冬ぶりの相撲部への短期入門を、“女房役”梅田と一緒に勧められた。相撲部の二瓶顕人監督から「相撲は体のバランスと柔軟性が最も大切」と教わっていた藤森監督による、体の使い方を見つめ直すための提案だった。

  • 相撲部員を相手にぶつかり稽古をする梅田(左)

    相撲部員を相手にぶつかり稽古をする梅田(左)

 稽古を終えたふたりに二瓶監督は、「相撲は一瞬の勝負、指一本でも土俵から出たらダメ。何かを感じ取ってもらえたら」と話し、彼らをグラウンドへ送り出した。辻垣が「下半身を使うことの大切さを改めて学んだ。夏に生かしたい」と言えば、梅田は「相撲部で培った精神で、夏はボールを一球も後ろにやらない」とさらに気合が入る。7月18日からの代替大会を前に、精神面でも充実できる経験となった。(小山内 彩希)

 ◆プールトレも

 〇…辻垣は19日、昨秋以来となるプール調整も行った。全9試合を1人で投げ抜いた昨秋大会期間中から通っていたスポーツ・レジャー施設「ヘルシーランド福島」で、クロールや平泳ぎ、下半身を鍛えるランジトレなどをして汗を流した。疲労回復と、肩周りの筋肉をほぐすために訪れたが、「思ったより肩が回ります」と問題はないようだ。「プールトレーニングをして負けたことがないので。代替大会も通いたいですね」。体のケアも入念に、大会へとベストな状態を作っていく。

  • ランジトレーニングをする辻垣

    ランジトレーニングをする辻垣

 ◆辻垣 高良(つじがき・たから)2002年6月10日、兵庫・神戸市生まれ。18歳。小束山小4年時に、小束山少年団で野球を始める。多聞東中では神戸中央シニアでプレー。学法福島では、1年春から投手としてベンチ入り。181センチ、81キロ。左投左打。家族は両親、兄。血液型O。趣味は釣り。

 ◆梅田 誉希(うめだ・ほまれ)2002年5月8日、兵庫・神戸市生まれ。18歳。小束山小4年時に、小束山少年団で野球を始める。多聞東中では神戸中央シニアでプレー。学法福島では、1年春から内野手としてベンチ入り。168センチ、73キロ。右投右打。家族は母、姉。血液型O。趣味は海で泳ぐこと。

並んでトレーニングをする梅田(左)と辻垣
相撲部員を相手にぶつかり稽古をする梅田(左)
ランジトレーニングをする辻垣
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