ラグビーW杯、経済効果は6464億円…分析リポート公表 

ラグビーW杯日本大会で8強と躍進した日本代表フィフティーン
ラグビーW杯日本大会で8強と躍進した日本代表フィフティーン

 2019年ラグビーW杯日本大会の組織委員会は24日、開催後の経済効果と大会成果の分析リポートを公表した。経済効果は過去最大の6464億円にも波及したことが明らかになった。

 完売したチケット172万枚のうち28%(約49万枚)を購入した訪日客による消費支出が3482億円と54%を占め、インバウンドの取り込みが重要であることを示す結果になった。76%が東京から入国した後で東京を含む全国12の開催都市に移動。交通、宿泊、飲食等の支出が経済波及効果を押し上げた。アンケート結果では約60%が初来日で、75%が今後「必ず来たい」と答えた。

 チケット購入者、国内居住者向けのアンケート分析によると、普段からラグビーを観戦する「コアファン」が推計84・4万枚購入していたことが判明した。コアファンに誘われたり、一生に一度の機会だからと購入した「非コアファン」は、開幕後のチケット購入の60%を占めた。リポートでは「非コアファンが日本代表戦以外の試合においても多くのチケットを購入したことは、新たなラグビーファンの獲得という意味でも大きな成果と言えます」としている。

 盛り上がりを高めた“にわかファン”についても分析。観戦動機から応援を楽しむ「日本代表応援型」が30%、周囲から影響を受けた「トレンドフォロワー型」が29%、「スポーツ愛好型」と「ソーシャル交流型」が17%、「W杯堪能型」が7%だったと分類。トレンドフォロワー型は友人や家族、周囲が盛り上がってる影響で観戦した受動的なタイプで、スタジアム観戦者の33%を占めた。日本代表や選手、チームに関心が非常に低かったにも関わらず、半数以上が今後の日本代表戦を見たいと回答した。「W杯堪能型」はコアファンにも比肩する長時間を観戦に費やしSNSをフル活用したことが判明。新たなファンの取り込みにつながる可能性を示している。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請