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【こちら日高支局・古谷剛彦】インターネット入札方式の九州1歳市場はひとまず成功

 6月23日に九州1歳市場が開催された。新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う対応として、インターネットを活用した入札方式での実施となった。本来のセリ会場であるJBBA九州種馬場(鹿児島県曽於郡)に、上場馬19頭が引き付けられ、馬体や歩きなどを見せ、YouTubeなどの動画で購買登録者にアピールした。13時から15時まで入札が行われ、落札者が決定しなかった馬の再上場は15時以降に受け付けていた。

 9頭が落札され、売却総額は2615万円(金額は税別、昨年1900万円)、売却率は47・4%(昨年29・4%)と、いずれも前年を上回った。最高価格は、ハニーダンサーの2019(牝、父カンパニー)の500万円で、伊東政清氏が落札した。JRA日本中央競馬会は、2番目の高額取引となったトワイスアップの2019(牝、父カレンブラックヒル)を440万円と、牡馬の最高価格であるレディプリンセスの2019(牡、父ケイムホーム)を350万円で落札した。

 最高価格となったハニーダンサーの2019の半姉は13日の阪神5Rで、一般馬相手に新馬勝ちを収めたヨカヨカ(父スクワートルスクワート)。このハニーダンサーの2019を含め、取引額上位4頭は熊本の本田土寿さんの生産馬だった。

 公設市場では初めてオンラインを活用したセリだったが、前年を上回る結果となり、関係者も安堵しているだろう。実際に馬を購入するとなると、実馬を見たいと思う心理は当然である。制限が解除されたとはいえ、コロナ禍で購買関係者が移動に抵抗感を抱く状況の中、新たな競走馬市場へ進みつつある。千葉サラブレッドオークションの結果もそうだが、販売側もオンラインを上手に活用しながらアピールする形で、結果につながっている印象を受ける。

 次の1歳市場は、7月7日に青森の八戸市場が開催される。入場制限を設けるが、通常のスタイルでセリは実施される予定になっている。(競馬ライター)

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