末続慎吾、ドーピング検査問題で暫定資格停止処分のコールマンに苦言…自身も北京五輪のメダルが銅→銀へ繰り上がりの経験

オンライン講義に出演した陸上男子短距離の末続慎吾。(法大「トップアスリート論」講義画面より)
オンライン講義に出演した陸上男子短距離の末続慎吾。(法大「トップアスリート論」講義画面より)

 陸上男子200メートル日本記録保持者で、08年北京五輪男子400メートルリレー銀メダルの末続慎吾(40)=イーグルラン=が23日、法大スポーツ健康学部「トップアスリート論」(講師=増島みどり氏)に特別ゲストとして出演。学生約200人へオンライン講義を行った。

 陸上界では今月17日、19年ドーハ世陸100メートル王者のC・コールマン(米国)が、抜き打ちのドーピング検査に必要な居場所情報を申告しなかったとして、暫定的な資格停止処分を受けた。末続は「トップアスリートとして、ドーピング違反につながる自覚と、当たり前の感覚があれば、(居場所申告は)別に義務としてというより、日常の歯磨きみたいなものになる。それを3回ミス(不申告)というのは、同じアスリートとしては、意図したものとしか思えなかったりもする」と苦言を呈した。

 自身も、08年北京五輪400メートルの銅メダルが、ジャマイカのドーピング違反発覚によって、10年以上が経った19年に銀メダルに繰り上がった経験がある。「メダルは元々純粋なもので、それからするといわくがついてしまうメダルに対しては深く思考しないと自分の感情を整理できなかった。僕の発想だけど、人間の限界を自分の力で試す方が、(見ている人は)心を動かされる。人が人のスポーツを見て、感動する。ギリギリ届かないところを極限までやるから、リアリティが出て応援したり感動する」と強調した。

 今年2月には駅伝大会に出場し、「人生最長」という約4キロを完走。新型コロナの自粛期間を機に執筆活動にも挑戦するなど、幅を広げている。今後の目標を聞かれ「ゴールを探しているのかもしれない。僕は今、夢というか、100歳で走りたいんですよ。100歳で(100メートルを)13秒台とかで走りたい。孫くらいの年齢の子とウォーミングアップして、走りたい。それが夢と言えば夢かもしれない」と思いをはせた。

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