勝負強い掛川工、松浦亜門は公式戦打率“10割”

公式戦の打率が“10割”の掛川工・松浦亜門
公式戦の打率が“10割”の掛川工・松浦亜門

 掛川工に公式戦打率“10割”の打者がいる。162センチ、67キロと小柄ながら力強いスイングを武器にする内野手の松浦亜門(あもん、3年)だ。チームは昨秋の西部大会4試合で計25得点。「元気がいいのが持ち味」と金沢圭祐主将が胸を張る強力打線の、重要なパーツになっている。

  • 掛川工の3年生
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 松浦亜が勝負強さを発揮したのは西部の敗者復活3回戦。浜松南に4―5とリードされて迎えた9回表だった。3番打者の二塁打で追いつき、4番が四球で歩いた無死満塁で代打に指名され、勝ち越しの左越え2点二塁打を放ったのだ。新チーム結成時は打撃不調で、これが公式戦初打席。「フォームを微調整して、朝の打撃練習から調子がよかったんです」と振り返った。

 その後も「爆発力がある」と豊田和晃監督(35)が自信を持つ打線がつながり打者一巡。2死一、三塁で回った2度目の打席でも中前へ打ち返した。ラッキーボーイの活躍でチームはこの回大量10得点を挙げ、14―5で逆転勝ちした。

 続く4回戦(浜松商に0―10)は出番がなく、飛躍を誓った春の大会も中止。公式戦の成績は2打数2安打3打点で止まっている。夏の甲子園も中止となったが、松浦亜は気持ちを切らさず理想の打撃フォームを追求中。監督も「研究熱心で、いつもバットを振っています」と目を細める。

 代替大会では「代打の切り札」ではなく「正二塁手を目指します」と松浦亜は宣言。思い切りのいいフルスイングで掛工の勝利に貢献する。(里見 祐司)

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