ノースアジア大明桜、140キロ右腕トリオで秋田県大会優勝狙う

今秋ドラフトでプロ入りを狙うノースアジア大明桜の「140キロトリオ」(左から)佐々木湧、長尾、橘高
今秋ドラフトでプロ入りを狙うノースアジア大明桜の「140キロトリオ」(左から)佐々木湧、長尾、橘高

 ◆練習試合 仙台育英(宮城)4―0ノースアジア大明桜(秋田)(21日・仙台育英高グラウンド)

 宮城県内各地で21日、強豪私学同士の練習試合が行われた。ノースアジア大明桜(秋田)の「140キロ右腕トリオ」佐々木湧生(ゆう)、長尾光、橘高康太(いずれも3年)が仙台育英(宮城)戦にそろって登板。0―4で敗れたが、7球団のスカウト陣の前で力投した。各校は7月に各地で始まる代替の県大会に向け調子を上げて行く。

 中盤以降、相手打線に仕事をさせなかった。0―4の5回。2番手・長尾が強心臓ぶりを見せつけた。味方の失策と安打で2死一、三塁のピンチを招いたが、「打たれる気はしなかった。最後は狙ったところに投げられた」。9番打者を内角低めのスプリットで二ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。しなやかな腕の振りから繰り出される最速144キロの直球で押し込む気迫の投球が光った。

 6回から登板した橘高は最速141キロの直球とカーブを効果的に織り交ぜ、4イニングを無失点。昨秋の東北大会初戦(2回戦)で仙台育英の前に8―9で敗退。橘高は「あの試合は自分が打たれて負けた。だから今日は気合が入っていました。投げていて楽しかった」と、勝利は逃すも、投球に手応えを感じていた。

 先発した佐々木湧の最速は138キロ止まり。3回4失点で「調子が悪い時なりの投球をしないといけない」と反省した。前日20日の弘前学院聖愛(青森)戦に続く連投で疲労もあったが、言い訳は一切しなかった。

 夢舞台を目指し、全員がプロ志望届を出す方針を固めている。佐々木湧は「3人同時にプロへ行きたい。夏はみんな無失点で全試合勝ち抜こうと話した」と誓った。秋田県大会は7月9日開幕。明桜の「3本柱」が季節外れの“桜”を咲かせ、秋のドラフトにつなげる。(長井 毅)

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