藤井聡太七段が師匠破り史上初4期連続V 竜王戦ランキング戦20連勝

師匠に勝利し、マスク越しに笑顔を見せる藤井聡太七段(日本将棋連盟提供)
師匠に勝利し、マスク越しに笑顔を見せる藤井聡太七段(日本将棋連盟提供)

 将棋の高校生棋士・藤井聡太七段(17)が20日、大阪・関西将棋会館で指された第33期竜王戦3組ランキング戦決勝で、師匠・杉本昌隆八段(51)を95手で破り、決勝トーナメント出場を決めた。

  • 藤井聡太七段の竜王戦ランキング戦
  • 藤井聡太七段の竜王戦ランキング戦

 ランキング戦連続優勝は、第14~16期(4組~2組)の木村一基王位(46)、第24~26期(6組~4組)の永瀬拓矢2冠(27)=叡王、王座=の3期連続が最高だったが、藤井は2017年に6組で優勝して以来、史上初となる4期連続Vを果たした。

 2年3か月ぶり2度目の師弟対決。師匠の和服姿に「少し驚いた。気迫を感じた」と藤井。「中盤まで自信のない展開」だったが、終盤に一気に差をつけ、同ランキング戦無傷の20連勝を決めた。「大きな舞台での対局を楽しみにしていた。一手一手しっかり指すことができた」と2度目の“恩返し”にホッとした表情だった。

 決勝トーナメント初戦は名人経験者の丸山忠久九段(49)との初対戦。過去の本戦成績は昨期の4回戦進出が最高だ。「本戦で結果を残せていないので、頑張りたい」

 藤井は現在、棋聖戦で渡辺明棋聖(36)に挑戦中。23日には永瀬2冠との王位戦挑戦者決定戦に臨む。「経験したことがないぐらい忙しいですが、体調に気をつけて、いい状態で臨みたい」。竜王戦の本戦進出で“トリプル挑戦”の可能性も見えてきた。

 ○…雪辱を果たせなかった杉本八段は、師弟戦に和服姿で臨んだ思いを「最高の舞台で相手は藤井七段。私にとってタイトル戦に近いような感覚で指していました」と明かした。過密日程の弟子を気遣い、一時は遠征を伴わない名古屋市での対局案を提案。優しい師匠はタイトル挑戦中の弟子について「和服の畳み方をアドバイスしようと思います」と語っていた。

師匠に勝利し、マスク越しに笑顔を見せる藤井聡太七段(日本将棋連盟提供)
藤井聡太七段の竜王戦ランキング戦
すべての写真を見る 2枚

将棋・囲碁

宝塚歌劇特集
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請