青森山田の150キロ右腕、小牟田龍宝に9球団スカウト熱視線

プロ注目の青森山田・小牟田は仙台育英戦で6回8失点も8奪三振の力投を見せた
プロ注目の青森山田・小牟田は仙台育英戦で6回8失点も8奪三振の力投を見せた

 東北地区の高校野球は県外移動が“解禁”されてきており、20日は各地で練習試合が行われた。プロ注目の150キロ右腕・青森山田(青森)の小牟田龍宝投手(3年)は、仙台育英(宮城)戦に先発した。6回8失点も、9球団14人のスカウトの前で最速146キロをマークし、潜在能力の高さを見せた。

 序盤に打ち込まれたが、青森山田の小牟田は意地を見せた。3回までに5点を奪われ迎えた4回。ここまでチェンジアップに頼っていた配球を「真っすぐで押していこう」と見直した。140キロ台の速球を先頭から3者連続奪三振。終わってみれば6回10安打8失点(自責6)と苦しんだが、一方で仙台育英打線から8個の三振を奪う潜在能力の高さも証明できた。

 昨秋の東北大会後に右肩を痛め、治療に専念。年明けから徐々に試運転を開始し3月末のブルペンでの投球で150キロを計測した。昨夏74キロだった体重が一冬越えて82キロまで増え、飛躍的に球速が伸びた。

 粗削りだが、50メートル5秒8、遠投120メートルと抜群の身体能力を持つ好素材の視察にネット裏には9球団14人のスカウトが集結。ヤクルト・斉藤スカウトは「平均球速も141、2キロ出ていて高校生の中では高い方。真っすぐで押していける良い投手。これからも見ていきたい」と高評価。今後もマークしていく構えを見せた。

 1学年上には昨秋ドラフト1位で巨人に入団した堀田賢慎投手(19)がいる。「自分の実力はまだまだ及ばないが、賢慎さんみたいな圧倒的なエースに成長していきたい」。進路はプロ1本。憧れの先輩に近づき、扉をこじ開ける。(長井 毅)

 ◆小牟田 龍宝(こむた・りゅうほう)2002年9月24日、東京・足立区生まれ。17歳。足立レッドファイヤーズで小1から野球を始める。足立十四中では東京神宮シニアに所属し全国大会を経験。青森山田では1年夏からベンチ入り。球速は最速150キロの直球、カーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップ。50メートル走5秒8。遠投120メートル。高校通算15本塁打。178センチ、82キロ。家族は両親と姉、妹。O型。

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