佐藤優氏、逮捕直前の河井克行前法相の様子明かす「『洗濯物の体制はどうなってますか?』と聞かれました」

文化放送
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 作家で元外交官の佐藤優氏(60)が19日放送の文化放送「くにまるジャパン 極」(月~金曜・前9時)にリモートで生出演。18日に公職選挙法違反の買収の疑いで逮捕された前法務大臣・河井克行容疑者(57)と逮捕状執行直前の同日朝に電話で会話したことを明かした。

 番組の金曜コメンテーターの佐藤氏は冒頭、「河井さんのことは、元々知っているんですよ。昔『ムネムネ会』という鈴木宗男さんを囲むグループがあって、その中の中心的なメンバーの一人でしたから」と明かした。

 自身も「鈴木宗男事件」に絡んだ背任容疑で逮捕され、東京拘置所に512日間勾留された経験から「やっぱり、(東京拘置所に)入った人しかわからないことありますからね。彼がやったことは捜査の中で明らかにしていけばいいんですが、ただ拘置所の中に入る前のあの不安感というのは、これは率直にいうと、僕は自殺しようとは思わなかったけど、事故に巻き込まれて、それこそ乗っている飛行機が落ちて死ぬとか、車が飛び込んでくるとか、消えたいなという気持ちになっちゃうんですよ。だから、直前の不安感というは解消しなきゃいけないなと思ったんです」と説明。

 「生活面なんですよ、不安なのは。まず、彼にアドバイスしたのは『サンダルです』と。逃亡される可能性があるから靴を取られちゃって、サンダルが支給されるんだけれど、そのサンダルが使い古しで、水虫菌がたっぷりついているんです。それで水虫にものすごく苦しめられることになるんですよ。こういうのも実は囚人にはすごくダメージがあるんです。だからすぐにサンダルの差し入れもしくは購入の手続きをできるだけ早くとったほうがいいとアドバイスしました」などと続けた。

 さらに佐藤氏は「いろんな仕掛けで戦意喪失させるような仕組みになっている」という逮捕後の流れを河井容疑者に説明したと明かし、その際の同容疑者の様子について「淡々としていましたね。特に言い訳をするという感じでもなく。彼は実務家的なセンスは結構あるんですよ。こういう時にエキセントリックになって感情的になることもなくこの状況ならこうなるなという読みができる人です」とした。

 いったん切った後、もう一度、同容疑者から電話がかかってそうで、「『実は聞き忘れちゃったことがあるんですけど、洗濯物の体制はどうなってますか?』と。『洗濯は週に1回しかできないし、上着とかの洗濯はなかなかできないです。宅下げ、というのがあります』と(伝えた)」と佐藤氏は話していた。

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