【西武】山川穂高、4番死守で40発…3年連続キングへ「自分が打たないと楽しくない」

練習中に笑顔を見せる山川
練習中に笑顔を見せる山川

 リーグ3連覇を目指す西武の山川穂高内野手(28)が日本ハムとの開幕戦(メットライフ)前日の18日、昨季途中に外れた4番を1年間守り切ることを宣言した。3年連続本塁打王を狙う主砲の4番へのこだわりを担当の森下知玲記者が「見た」―。

 リベンジに燃える主砲のシーズンが幕を開ける。昨季、山川は43発を放ち、2年連続で本塁打王に輝いたが、7月には打率1割台と不振に陥った。そして8月11日に「4番」を中村に奪われた。定位置を外れたのは約2年ぶりのことだった。

 その後、チームはリーグ連覇を達成。もちろん「チームが勝ったらうれしい」。だが、一方で「自分が打てなきゃやっぱり楽しくない」。昨夏、不振に陥り、試合後に室内練習場でマシンと向き合い続けた山川がこぼしたひと言だ。だからこそ解決策を見つけるまでバットを振り続け、朝がくるまで、トンネルを抜け出す方法を考えた。森、中村らタレントぞろいの強力打線の中心を担う重圧は計り知れない。そんな中でも、「いつも『自分が一番打ちたい』と思っている」と言い切った山川からは、4番としての責任感とこだわりを強く感じた。

 昨季6、7番に座るようになってからは一発を封印し、つなぐ打撃に徹した。打点を量産し、何度もチームを勝利に導いた。状況に応じた打撃と適応力でチームに大きく貢献した。でも、なんだか「らしくない」。最大の魅力である「どすこい弾」を期待してしまうのは私だけだろうか。

 最後の練習試合の6月14日のロッテ戦(メットライフ)では、先制3ランを放つなど、計10戦で5発。4番を守り続けるべく打撃フォームを修正し、進化を遂げた。「(本塁打王を)目指すことは変わらない。これまでやってきたことが大きな自信なので、どっしりとしていけばいい」。異例ずくめのシーズンがいよいよ開幕。背番号3の「4番弾」は、たとえ無観客でも画面越しのファンに元気と笑顔を届けてくれるだろう。

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