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今季特別ルール「外国人5枠」をNPBが正式決定 制限付きで運用

スポーツ報知
外国人枠の制限

 日本野球機構(NPB)は17日、臨時の実行委員会を行い、今季の特別ルールを正式決定した。セ、パ共通の変更点は〈1〉公式戦120試合〈2〉延長10回打ち切り(イースタン、ウエスタン両リーグも同様)〈3〉出場選手登録数を31人に拡大〈4〉外国人枠を5人に拡大〈5〉ベンチ入りを26人に拡大。クライマックスシリーズ(CS)はセが中止、パは1位と2位による4試合制(3戦先勝制=1位にアドバンテージ1勝)で行う。

 外国人枠は「5」に拡大するが、ベンチ入りは従来通り4人まで。投手、野手とも最大3人が出場可という原則は変更しない。ただし、「投手4野手1」「投手1野手4」の登録を行ったチームについては「以後5人の登録を行う場合は、それ以外の人数の投手、野手の組み合わせは認めない」と記載された。

 一度「投4野1」で登録したチームは登録を4人にすれば「投2野2」と野手2人が可能だが、再度5人登録とする場合は「投4野1」の内訳に限られる。「投3野2」から「投2野3」への変更は可能で、4人登録の際は従来通り「投3野1」「投2野2」「投1野3」で運用できる。

 また、新型コロナウイルスの影響を考慮した出場選手登録抹消ルール「感染拡大防止特例2020」(通称・特例2020)を策定。本人や家族に感染疑いが発生した場合、通常の登録抹消と別に代替選手を登録できる。体調が回復した際は10日間を待たずに再登録が可能。再登録に伴う抹消選手は代替選手でなくても可能とし、通常の入れ替えで抹消となっていた選手を抹消後10日以内で代替選手として登録することもできる―などの特例を設けた。

 また、同特例について不正な申告と認められた場合はチーム、選手に制裁を科すと定めた。先発投手の登板後に体調不良として特例で抹消し、回復したとして10日を待たずに再登録する―といった悪用を防ぐためという。

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