〈1〉阪神〈2〉巨人〈3〉DeNA〈4〉広島〈5〉中日〈6〉ヤクルト
〈1〉ソフトバンク〈2〉西武〈3〉楽天〈4〉オリックス〈5〉日本ハム〈6〉ロッテ
球宴休みのない120試合制の戦いは、例年以上にスタートダッシュが大事になる。セはCSがないからなおさらだ。優勝を諦めたチームが出てくるシーズン終盤の優勝争いは、直接対決以外で差がつきにくくなる。
延長が10回で打ち切ることを考えても、リリーフ投手の層が厚い阪神は大チャンスだ。昨季シーズン終盤のように先発を5回までで降ろして、中継ぎ陣を序盤からフル回転させれば、いいスタートを切れるはずだ。今年はボール自体がよく飛んでいる気がするが、打線も練習試合の11試合で10本塁打と昨季よりは得点力が上がっている。
パ・リーグは投打に選手層の厚いソフトバンクが頭一つ抜けているが、2位以下は予想が難しい。同一カード6連戦の戦いは、無観客でなおさら、闘志を維持するのが難しい。悪循環に陥るチーム、選手も出てきそうだ。