【セ】〈1〉DeNA〈2〉阪神〈3〉巨人〈4〉中日〈5〉広島〈6〉ヤクルト
【パ】〈1〉ソフトバンク〈2〉西武〈3〉楽天〈4〉オリックス〈5〉ロッテ〈6〉日本ハム
セは投打のバランスがいいDeNAが優勝に一番近い。外国人枠が5人に増えることで、ソト、オースティン、ロペスの野手3人を使える。ポスト筒香の佐野も前後の打者がカバーすれば成績を残せるはずだ。
対抗は阪神を推す。6連戦が続く日程では、12球団でもトップクラスの層の厚さを誇る救援陣が大きな武器となる。打線が3、4点取れれば勝てる試合が多くなる。
パは戦力的にはソフトバンクが優位だが、同一カード6連戦が8月後半まで続くので、先発投手起用、捕手のリード次第でペナントの流れが変わる。先発ローテの各投手の能力を1~6とランク分けした場合、右、左も関係するだろうが、6試合にどう配置するか興味深い。
エース同士の対戦を避けるのも一つの戦法だ。両チームの1~6番手が全く同じ力を持っていると仮定して、1と2、2と3、3と4、4と5、5と6、6と1の投げ合いになれば、前者は先発の力だけなら5勝1敗の有利な戦いとなる。
捕手も「意識付け」や「エサまき」など6試合トータルを考えてのリードが求められる。日本シリーズの戦いを何度も繰り返すようなもの。注目は開幕2カード目のソフトバンクと西武の2強の6連戦。ここでソフトが4勝2敗以上なら、一気に走る可能性がある。