【阪神】矢野監督、糸原主将らが聖地で土集め…夏の甲子園中止で全国約5万人の高3球児に「甲子園の土」キーホルダー贈呈

甲子園の土を手にした矢野監督
甲子園の土を手にした矢野監督

 阪神は16日、甲子園での集合練習前に矢野監督、コーチ、糸原主将ら選手、球団、球場、阪神園芸職員が全国の高3球児に届ける土集めに参加した。

 まるで高校野球の試合終了後を見ているような光景だった。午前11時29分。甲子園にサイレンが響き渡った。それぞれ一塁側と三塁側のベンチ前に別れると、しゃがんで黒土をかき集め、黒いシューズケースに丁寧に詰めていった。福留や藤川も、手を汚しながら笑顔だった。

 8日には、日本高野連に加盟する硬式、軟式野球部の3年生全部員を対象に、「甲子園の土」が入ったキーホルダーを贈ると発表。新型コロナウイルス感染拡大の影響で春のセンバツ、夏の甲子園も中止となり、指揮官やコーチ、選手らの声でこの企画が実現した。8月下旬から各学校に送られ、約5万人の球児の手に渡る見込みだ。

 キーホルダーは開催予定だった第102回選手権大会のグッズが使われる。製作費は阪神ナインが一部を負担。矢野監督は「甲子園出場に挑戦する機会さえなくなってしまった全国の高校3年生のみなさんに、少しでも前を向いてもらえることができないかと考え、エールの思いも込めて土を集め、お贈りします。(将来に)土を持った子と会えたらすごくうれしいなと。もし、持ってくれているのを見た時には特別なつながりが出る。プロで会う子もいるかもしれない」と話している。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請