明石商、全体練習再開初日にスカウト来た 監督ビックリ中森俊介&来田涼斗に「巨人は本気みたい」

スポーツ報知
甲子園での試合に向けてポーズを決める明石商の来田外野手(左)とエース・中森(カメラ・豊田 秀一)

 今秋ドラフト上位候補の明石商・中森俊介投手と来田(きた)涼斗外野手(ともに3年)が15日、兵庫・明石市の同校で約2か月ぶりに全体練習を再開し、3月のセンバツ中止決定後、初めて取材に応じた。昨年の甲子園で春夏4強に輝いた投打の2枚看板は、今夏の兵庫県の独自大会と、8月に甲子園で開催される「交流試合」を全勝で有終の美を飾ることを誓った。

 今年の高校球界を代表する2人の取材にテレビカメラ8台、約50人の報道陣が集まった。夏の大会に向け最速151キロ右腕は「1試合でも完封できたら」と、1年秋の県大会以来、公式戦2度目の完封を目標に掲げた。昨年の甲子園で史上初の春夏初回先頭打者本塁打を放った来田は「全勝という目標を立てたい」と意気込んだ。

 同校のスカウト来校が解禁された初日は、巨人とオリックスの2球団が視察。巨人は榑松(くれまつ)スカウト部次長、大森編成本部統括スカウト、担当の岸スカウトが駆けつけた。榑松次長は「来田君は将来、チームの中心になれる選手。中森君は早い時期にローテーションに入ってくる力を持った投手。もちろん上位候補」と高評価。狭間善徳監督(56)は「巨人は本気みたい」と、3人態勢の視察に目を丸くした。

 ともに進路は明言せず、夏の大会で実力を試した上で大学、社会人を含めて決める予定。ブルペンで立ち投げをした中森は、活動自粛中に前田健太(ツインズ)の動画を参考にしてレベルアップに励んだ。「リリースの瞬間だけに力を入れることがしっくりきた。直球だけは極めたいと思って練習した。球威は前より良くなった」。最後の夏でプロ入りへの自信を深める。(伊井 亮一)

 ◆中森 俊介(なかもり・しゅんすけ)2002年5月29日、兵庫・丹波篠山市生まれ。18歳。福住小3年から軟式の「多紀野球少年団」で始め、篠山東中では軟式野球部に所属。3年夏からボーイズリーグの「三田ボーイズ」でもプレー。明石商では1年春からベンチ入り。球種はスライダー、カーブ、チェンジアップ、スプリット。182センチ、88キロ。右投左打。家族は両親と兄。趣味はお風呂にゆっくり入ること。

 ◆来田 涼斗(きた・りょうと)2002年10月16日、神戸市生まれ。17歳。有瀬小1年から軟式の「明舞ネオボーイズ」で野球を始め、小6でオリックスジュニアに選出。長坂中では硬式の「神戸ドラゴンズ」でプレーし、2年夏に全国大会優勝を経験した。明石商では1年春からベンチ入り。50メートル走は5秒9。目標の選手はソフトバンクの柳田。180センチ、82キロ。右投左打。家族は両親と兄、弟、祖母。

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