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ドラフト1位候補の近大・佐藤輝明が練習を再開 阪神のスカウトが視察

スポーツ報知
ロングティーを行った近大・佐藤輝明

 今秋ドラフト1位候補の近大・佐藤輝明内野手(4年)が15日、奈良・生駒市内で練習を再開した。同大学は新型コロナウイルスの影響で4月4日から活動を自粛していたため、約2か月ぶりに個人練習を始めた。

 阪神のスカウト陣が視察する前で、ノック、ロングティーなどで汗を流した佐藤は「外でさせてもらったのはうれしい」と、快音を響かせた。自粛期間中は週に数回のウェートトレーニングで体重が1、2キロ増え、94キロになった。可動域を広げたり、股関節を鍛える練習にも取り組んだ。

 6月に開幕予定だった全日本大学野球選手権が中止になり、関西学生野球の春季リーグ戦は8月9日に開幕が延びた。巨人・二岡3軍総合コーチが持つ通算最多13本塁打(新リーグ記録)まであと2本に迫っており、田中秀昌監督(63)は春季リーグ戦で佐藤を1番として起用して記録を後押しするプランを温めている。

 改めてプロ一本を表明したスラッガーは「リーグ戦に向けてしっかり取り組みたい。打たないと始まらない。チームを勝たせてあげられるような活躍をしたい」と、10月26日のドラフト会議までアピールし続けることを誓った。

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