加藤学園・吉村海音、3回をパーフェクト 藤枝明誠に昨秋のリベンジ

先発して3回をパーフェクトに抑えた加藤学園・吉村
先発して3回をパーフェクトに抑えた加藤学園・吉村

 ◆練習試合 加藤学園2―0藤枝明誠(14日・藤枝明誠高G)

 8月に甲子園で行われる「交流試合」に出場する加藤学園が14日、藤枝明誠と同校グラウンドで練習試合(7回制)を行い、2―0で勝利した。明誠は昨秋の県決勝でサヨナラ負けした因縁の相手。先発を任された2年生右腕・吉村海音(かいと)が3回をパーフェクトに抑変化球に手応え 178センチ、80キロの加藤学園・吉村がマウンドで躍動した。MAX139キロの直球を右打者の胸元に勢いよく投げ込むと、チェンジアップでタイミングを外す。堅い内野守備のアシストも受けながら、打者9人を無安打無失点。走者を1人も出すことなくエースの肥沼竣(3年)にバトンタッチ。「変化球をうまく使えた」と手応えを口にした。

 昨秋の新チーム始動直後に右肩を痛めて離脱。公式戦には登板していない。藤枝明誠に惜敗した9月末の県決勝はスタンドで応援。悔しかった。ライバルとの対戦はそれ以来。「リベンジしたい! と先輩たちは気合が入っていたので、その力になりたかった」と2年生右腕は振り返った。

 復帰後は紅白戦で好投を続け、2月のセンバツ甲子園メンバー発表では背番号10を託された。それだけに大会中止はショックだった。だが、センバツに替わる交流試合の開催が発表され、吉村は「甲子園で投げたい。今後もアピールしていきたい」と気を引き締める。

 4回から登板した肥沼も明誠打線に得点を許さない。4イニングを投げ、2安打は許したが7奪三振だ。もっとも、「公式戦で勝たないと意味がない」とエースは冷静。交流試合よりも、「まずは県で優勝したい」と7月11日開幕の代替大会を見据える。実戦を重ねて県NO1右腕の座を不動のものにする。(里見 祐司)

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