藤井聡太七段が得意の早指し戦でまさかの連敗 AbemaTVトーナメントで広瀬章人八段に屈する

投了する藤井聡太七段(右)と広瀬章人八段
投了する藤井聡太七段(右)と広瀬章人八段

 将棋の藤井聡太七段(17)が出場した非公式戦「第3回AbemaTVトーナメント」予選Dリーグ1回戦の「チーム永瀬」対「チーム広瀬」戦が14日、同局で放送された。

 「Abema~」は各5分の持ち時間に、1手指すごとに5秒が加算される変則の「フィッシャールール」で戦われる超早指し棋戦。藤井七段は個人戦だった第1回、第2回に連覇したが、今回は1チーム3人ずつの団体戦に変更。計12チームが4リーグに分かれて戦い、3チームの上位2チームが本戦トーナメントに進出し、優勝を目指す新しいスタイルに。藤井七段は永瀬拓矢2冠(27)=叡王、王座=の指名を受け、増田康宏六段(22)との「チーム永瀬」のメンバーに。2月24日に収録が行われた1回戦に臨んだ。

 優勝候補筆頭の「チーム永瀬」は初戦で広瀬章人八段(33)、黒沢怜生五段(28)、青嶋未来五段(25)の「チーム広瀬」と激突。全員が麻雀を趣味とする3人を相手に回した藤井七段は「麻雀の実力では敵わないと思いますので、将棋を頑張ります」と珍しく軽いジョークも披露しつつ「小学生以来」という団体戦に挑んだ。

 3人が先鋒・中堅・大将に分かれ、それぞれ3番勝負を戦うシステム。王位・竜王のタイトル獲得経験があり、昨年の王将リーグ最終戦で激闘の末に敗れた広瀬八段と再戦となった藤井七段だったが、実力者の冷静かつ正確な指し回しに対し、時間の切迫を強いられる展開になり、まさかの2連敗を喫した。

 局後は「残念な内容になってしまいました。ちょっと他の皆さん、永瀬さんと増田さんにに申し訳ない結果になってしまったので、気を取り直して頑張りたいです」と残念そう。貫禄を見せた広瀬八段は「(結果は)正直意外でした。藤井さんはこのルールでも強いのは実証済みでしたので、自分自身がいちばん驚いています。リーダーの威厳を保てました」と謙虚に振り返っていた。

 藤井七段は本棋戦ではチームメイトの永瀬2冠と23日に王位戦挑戦者決定戦に臨む。

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