京大フットサル部が一般社団法人設立へ。強化費など捻出

一般社団法人を設立する京大フットサル部
一般社団法人を設立する京大フットサル部

 京都府リーグ1部、関西学生リーグ2部の京大フットサル部が、同部を支援する一般社団法人を設立することが14日、分かった。既に法務局へ登記申請しており、6月中にも正式発表される。法人設立で事業活動が可能となり、部員による地元スクールでのコーチ料やグッズ販売、スポンサー収入など、部費や寄付だけに頼らない自主財源を確保し、強化につなげていく。

 京大OBで法人の代表理事に就く馬場正昭名誉教授は、設立の主な理由を「競技力とガバナンスを向上させるため」と説明。財源を増やせば、元日本代表選手で近年の強化に貢献したプロコーチ・松宮充義監督(37)の指導時間も現在の月2回から倍以上に増やせるほか、公共施設を借りての練習場所確保や、IT機器を用いた戦術分析もさらに充実する。法人の監事には、プロボクシング元世界王者・高山勝成の代理人で京大OBの岡筋泰之弁護士らが就任し、運営費など会計を適切に管理していく。

 大槻友樹主将(3年)=奈良=は「強くなるだけでなく、地域で愛される部になっていきたい」と子供たちへのスクール指導にも、やる気満々。馬場名誉教授は「人間形成の場。学生主体で取り組んでもらいたい」と期待し、応援する。私学強豪に環境面で劣る国立大の秀才軍団が、目標とする学生日本一へ立ち上がった。

 法人設立は大学の部活動としては異例の取り組みで、京大では日本一4度のアメフト部が2016年に一般社団法人を設立している。

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