関西独立リーグが開幕 勝利投手は現役大学生ルーキー 元オリックスの堺・大西宏明監督もびっくり

7回1失点と好投した堺先発・佐野大河
7回1失点と好投した堺先発・佐野大河

 野球の関西独立リーグが13日、兵庫・三木総合防災公園野球場で開幕し、堺が先発・佐野大河投手(21)の7回1失点の好投で、昨季のリーグ1位・兵庫を2―1で下した。

 現役大学生のルーキーが大活躍した。佐野の直球の最速は130キロながら投球のほとんどを占めるのは魔球・ナックルボール。6回に2安打で1点を奪われたが、7回を最少失点でしのぎ切り「勝ったのは本当にうれしい。ストライクを狙って9割ナックルを投げた」と胸を張った。

 元オリックスの大西宏明監督(40)は「投手陣が頑張った。特に先発の佐野が良い意味で期待を裏切ってくれた」と開幕投手に指名した右腕を絶賛。「3、4回で代える予定だった」とびっくりの“誤算”で今季初戦を飾った。

 実は佐野、国立の千葉大に在籍する現役4年生。清原和博氏が携わり、独立リーグの選手や一般応募らが対象となった昨秋の「ワールドトライアウト」を受けるため、3年生で大学野球部を引退した。現在はチームの寮暮らし。「大学に入る時は普通に就職しようと思っていたんですけど、野球で飯を食っていくために頑張ろうと思って、今は就職活動もしていない。しばらくは野球でやっていこうと思う」。胸を弾ませるルーキーはNPBを夢に投げ続ける。(森脇 瑠香)

 ◆佐野 大河(さの・たいが)1998年11月16日、静岡・浜松市生まれ。21歳。北小2年でソフトボールの「北クラブ」に加入。中部中では硬式の「浜松南シニア」でプレー。浜松南高では2年秋からベンチ入り。最速130キロ。172センチ、74キロ。右投右打。家族は両親と妹。

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