北の便りも(美浦)

 こんにちは、坂本です。今日は東京競馬場からですが、梅雨到来を思わせる大雨に見舞われました。

 さて、今日は珍しく真面目?な前振りからいきます。今年も恒例のセレクトセールの時期が近づいてきましたね。YouTubeの「社台ファーム」の公式チャンネルでは、上場する1歳と当歳を紹介する動画がアップされています。キタサンブラック、ドレフォン、マインドユアビスケッツなど期待の種牡馬たちの産駒もいて、歩き姿や体格などがチェックできます。馬主の方はもちろん、競馬ファンが見ても興味深い映像になっています。私の場合は、若駒が緑の牧場を歩いている姿がかわいらしく見えてしまい、自然と心が癒やされました。というか、何だか少し疲れているのかもしれませんね(苦笑い)。

 さて、それでは今日の新馬戦の話題からいきましょう。6月13日の東京5R(芝1400M)は、堀厩舎の【ノックオンウッド(牡、父Frankel、母トゥアーニー)】が、直線で2番手から抜け出して初陣を飾りました。レーン騎手は、「いいスタートを切って、外からかぶされても、折り合ってリラックスして走っていた。直線の手応えはよかったが、まだ新馬なので最後に伸びるまで時間がかかったが、そのなかでしっかりと走ってくれた。この経験が今後につながって、よくなると思います」と振り返っていました。きっちりと1番人気の期待に応えた勝利で、まだ当然幼さはあるでしょうが、センスの良い走りっぷり。良馬場ならどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、“怪物”の産駒だけに楽しみですね。

 そして同じ堀厩舎の2歳馬情報では、【スワーヴエルメ(牡、父ドゥラメンテ)】が、この東京開催の4週目デビューを目標に調整を進めています。「ひと追いごとに動きは良くなってきました。馬房内での落ち着きも出てきているし、すごく学習能力の高そうな馬です」と森助手のコメントです。母は重賞4勝馬のアイムユアーズで、注目の新種牡馬産駒と言えるでしょう。また新馬戦で惜しくも2着に敗れた超良血馬の【ブエナベントゥーラ(牡、父モーリス)】は、ノーザンファームしがらきに放牧に出されており、今後は秋に備えていくことになりそうです。

 続いては武井厩舎へ。新種牡馬産駒の【シャイニングライト(牡、父エイシンヒカリ、母ニューアイデア)】は、6月27日の東京新馬戦(芝1800M)でデビュー予定です。エイシンヒカリ産駒を評価しているという武井調教師に聞くと、「産駒は心肺機能がいい感じがします。この馬も心肺機能が高いし、スピードもある」と期待を込めています。「これも狙い目だと思うよ」と教えていただいたのは、【ワイドモーゼ(牡、父ミッキーアイル、母ジューシージーン)】。「今週の追い切りは引っかかって遅れたけど、馬としてはスピードがある。メリハリが利けば、弾けそうです」と、函館3週目の新馬戦(芝1200M)を目指しています。

 函館の話題でいくと、新開厩舎の【カルフレグランス(牝、父California Chrome、母Right There)】が、7月4日の函館新馬戦(芝1200M)でのデビューを視野に入れているそうです。「スピードがあって動けそう」と新開師。短距離向きの快速馬というイメージに期待が膨らみますね。

 続いては奥村武厩舎の話題にいきます。【クールキャット(牝、父スクリーンヒーロー、母メジロトンキニーズ)】は、6月20日の東京新馬戦(芝1400M)にルメール騎手でスタンバイ。奥村武調教師は「ゲートも遅くないし、じわっと長く脚が使えそう」と、広いコース向きなイメージを教えてくれました。きょうだいに今年の中山金杯など重賞3勝を挙げたトリオンフがいる血統です。【ノースブリッジ(牡、父モーリス、母アメージングムーン)】は、6月28日の東京新馬戦(芝1600M)を目指して調整を進めています。半兄アメージングサンは、札幌の2歳レコード(芝1200M)を持つスピード馬で、こちらも奥村武師が管理しています。「お兄ちゃんも追い切るごとに良くなったし、スピードがあって、いきなりから面白そう」との評価です。またこの東京開催でのデビューも視野に入れていた【パープルレディー(牝、父ディープインパクト、母メリッサ)】は、放牧に出されました。「まだ非力なところがあるし、無理して使うことはない。血統的にも期待している馬ですから、夏の新潟あたりでと考えています」とのことでした。ミッキーグローリー、カツジといった重賞ウィナーをきょうだいに持つ良血馬だけに、万を持しての登場を待つことにしましょう。

 そして今年が3年ぶり17度目の函館競馬取材となる松末記者から、北の便りも届きました。小島茂厩舎の【サンギネア(牝、父エイシンフラッシュ、母ローズバド)】が、函館に入厩したそうです。6月12日にゲート試験を合格して、矢野助手は「背中の雰囲気がいい。体は420キロくらいですね。血統的には1800Mくらいでしょうか。デビュー時期は、あくまで馬の仕上がりに合わせてやっていくと思います」と話していたとのことです。小島調教師が「楽しみ」と期待を寄せている1頭で、“バラ一族”のロマンを背負う馬ですね。

 それでは今日のところは、このへんで。

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