女優の有森也実(52)が大手芸能事務所「スペースクラフト」から独立していたことが12日、分かった。今後はフリーとして活動する。民放関係者によると、先月末に円満退社し、社長と連名でテレビ各局に報告を済ませている。
1984年のデビュー当時から同事務所に30年以上所属していた。だが2015年、長い介護生活の末に母を亡くし、芸能生活40年を目前にして自分自身を見つめ直したとみられる。今後は女優などのジャンルにとらわれずに活動する意思を見せているという。
有森は雑誌のモデルとして活動後、86年に映画「星空のむこうの国」に出演。同年、山田洋次監督の「キネマの天地」でブルーリボン賞新人賞を受賞した。