浜松開誠館、スローガンの「感謝」忘れず優勝目指す…西川侑希主将「野球ができるのも支えてくれた人がいたから」

「元気の良さは負けない」という浜松開誠館の3年生
「元気の良さは負けない」という浜松開誠館の3年生
今夏高校野球代替大会の予定
今夏高校野球代替大会の予定

 静岡県高野連は新型コロナウイルスの影響で中止となった今夏県大会の代替として「2020 夏季静岡県高校野球大会」を7月11日に開幕する。しずおか報知では「高3球児へ 君たちを忘れない」と題し、最後の夏を迎える各校の3年生を随時紹介していく。

 浜松開誠館は昨秋西部準V。県大会は初戦の2回戦で藤枝明誠に3―4で敗れたが、夏の甲子園出場に手応えを得て冬の練習に励んできた。西川侑希主将(3年)は言う。「土台はできて、後は結果だけと思っていた。本当に自信があった。残念」と甲子園中止に肩を落とした。

 練習再開後初の練習試合となった7日の磐田東戦。主戦の右腕、長屋竣大(3年)が球速5キロアップの自己最速144キロで4回無失点被安打1。打線は鳴りを潜めたが、近鉄などで通算本塁打404本の中村紀洋非常勤コーチ(46)らの指導で「春から本塁打を3発打てた。調子が上がっていました」と西川主将は言う。

 「すぐに収まると思っていた」というコロナ禍は、3か月の自粛生活という思わぬ長丁場となった。奈良出身の西川主将も「寮にずっといて、気が沈んでしまった」。だが、佐野心監督(53)から「先のことを考えなさい」の一言をもらい、「寮の仲間と将来何をするか、どうやったらお金を稼げるかとか(笑い)。色々な会話もできた」と切り替えて過ごしてきた。

 代替大会はもちろん優勝が目標。練習再開後にスコアボードの下に、後援会などから協力を得てスローガンの「感謝」と書いた横断幕を掲げた。「野球ができるのも支えてくれた人がいたから。その気持ちを忘れずにやりたい」と西川主将。佐野監督も「甲子園は目標だけど、学んだ技術は消えない。死ぬまで自分の財産。開誠館でうまくなった、と思えるように最後まで頑張ってもらいたい」とエールを送った。(小松 雄大)

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