JR東日本東北・坂本拓弥、コロナ自粛期間開け初練習試合で初打席弾…10年目チーム在籍最長

本塁打を放ち帰還する坂本
本塁打を放ち帰還する坂本

◆オープン戦 バイタルネット7―4JR東日本東北(12日、JR東日本東北利府グラウンド)

 社会人野球・JR東日本東北(宮城)が12日、宮城・利府町のグラウンドで、コロナウイルス感染拡大を受けたJABA連盟によるオープン戦自粛期間開け初となる練習試合を行った。バイタルネット(新潟)と戦い4―7で敗れたが、8回に坂本拓弥捕手(27)が左中間にソロ本塁打。約2か月ぶりの実戦で課題も含めて一歩前進となったチームで、今季10年目の強打者が結果を残すと誓った。

 フルスイングした打球は鋭い弾道を描き、左中間へ吸い込まれていった。8回先頭、この回から捕手で出場したチーム在籍歴最長の27歳・坂本が、1打席目から結果を残した。「振っていこうと思って打席に入りました」と笑顔を見せた。

 昨シーズンは、3月に練習試合で左手首を骨折し、スタートが遅れた。再びバットを振れるようになって公式戦では指名打者や代打で起用されるも結果を残せず、都市対抗と日本選手権のスタメン出場はかなわなかった。

 歯がゆい思いも、力に。坂本は冬場のオフ、ウェートトレーニングと食事改善で本格的な肉体改造に励んだ。「昨年の5月に管理栄養士の妻と“令和婚”をして。高タンパク低脂質の食事を毎日作ってくれたおかげで、余分な脂肪が落ちて、筋肉がバランスよくつきました」。昨年12月に95キロだった体重は、今年4月に計測したところ81キロに。しかし、筋肉量は全く落ちていないという。「体のキレが良くなった。バッティングは絶好調です」と言う坂本に、西村亮監督(45)もこの日の打席を見て「状態が良かった」と評価した。

 JABA公認大会が中止となり、チームは8月開催予定の都市対抗1次予選へ向かうこととなった。まずは予選突破へ、西村監督は「総合力で戦っていくことが大事」と話す。その思いが重なるように、坂本は「どんな形でもいいから試合に出て、大事な場面で勝利につながる結果を残したい」。千葉・東海大望洋高3年夏にチームに誘ってくれた西村監督(当時はコーチ)には、結果が出ないときも使ってくれた恩があるという。チームを鼓舞しながら、恩返しの10年目にする。(小山内 彩希)

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