日本ラグビー協会 代表戦中止などで約20億円の収入失う

代表戦中止などで損失は約20億円に及ぶ見通し
代表戦中止などで損失は約20億円に及ぶ見通し

 日本ラグビー協会は10日、オンラインで理事会を開いた。新型コロナウイルスの影響で6、7月の日本代表戦3試合が中止になった。岩渕健輔専務理事は20年度の収支見通しについて「代表戦など主要事業の再開時期が確定しないため見積もりがまだ立てられない。収入の損失は全体で20億円に及ぶ見込み」と厳しい見解を示した。

 大きな収入源となる代表戦の中止は大きく響いた。昨秋W杯の盛り上がりを追い風に観客動員が好調だったトップリーグも第6節までで打ち切り。日本選手権も行われなかった。事業見直しや経費削減で赤字幅を減らす方針。「関係各所に相談し助成金なども活用しながら財政基盤の安定化に務めたい」というが、黒字にするのは困難な状況に陥っている。

 ニュージーランドでは13日から観客を入れての国内大会が再開し、オーストラリア、南アフリカでも国内での試合が予定されている。しかし国をまたぐ移動を伴う国際試合、大会はいつ再開できるか不透明なまま。国際統括団体ワールドラグビー主導で世界的カレンダー再編の動きが進んでいる。秋以降の代表戦がどうなるかが、協会の財政にも大きく影響してくる。

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