「簡素な五輪」の指針を発表した組織委・森喜朗会長「あのときの五輪が正しいと評価されることが一番」

森喜朗会長
森喜朗会長

 東京2020組織委員会の森喜朗会長は10日、都内での記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大で来夏に延期になった東京五輪に向け、IOCとの共同声明で大会の大原則として「簡素(シンプル)な大会」を発表した。延期に伴う費用と負担を最小化し、競技と選手に重点を置きつつ、効率化、合理化を進めていく。

 森会長は「新型コロナウイルスで世界では大きな被害、犠牲者がいる。従来のお祭り騒ぎとなるのは多くの人に共感を得られるのか、考えないといけない。結果、どういうことを考えるか、希望というのはあるが、世界の人が集まれて良かったね、という感動とかが当てはまらないといけない。結果として、あのときの五輪が正しいと評価されることが一番で、今後のモデルとかは考えていない」と意気込みを語った。

 組織委は3000億円超という規模の追加コストの削減や大会の簡素化に向け、開閉会式の規模縮小を始めとして200を超える項目について見直し、この日までにIOCにも報告した。森会長は「具体的なことは今の時点では申し上げられない。みんなで議論していこうと言うこと。観客についても重要なテーマ、コロナの状況によって、これから考えていかないといけない」と話した。

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