【巨人】沼田翔平「どんな時でもゼロに抑える」1回2Kで“支配下デビュー”…高卒2年目開幕1軍なら條辺以来19年ぶり

8回、支配下登録後初登板で1回無失点の沼田(カメラ・中島 傑)
8回、支配下登録後初登板で1回無失点の沼田(カメラ・中島 傑)

◆練習試合 巨人8―4ヤクルト(6日・東京ドーム)

 1日に育成から支配下選手となった巨人・沼田翔平投手(19)がリリーフで1回を2安打無失点。その“デビュー戦”を巨人投手担当の河原崎功治記者が「見た」。

 背番号「016」から「92」に変わっての初実戦を無失点で切り抜けると、沼田は右手で汗を拭い、大きく息を吐いた。3点リードの8回に登板して無失点。「背番号が変わっての登板でしたが、意識しないようにいつも通りいこうと思った。ランナーは出しましたが、粘れたのはよかった」と振り返った。

 昨年からずっと「支配下になりたい」と口にしてきた右腕にとっては、練習試合とはいえ支配下“デビュー戦”は特別な思いがあったはず。緊張もあっただろう。ベンチに座ってからようやく見せた笑顔は、いろんな重圧をはねのけた安堵(あんど)の表情にも見えた。

 「どんな時でもゼロに抑える」という信条を、記念すべきマウンドで体現してみせた。先頭の西田に二塁打を浴び、いきなり得点圏に走者を背負った。だが、表情一つ変えず、ストライク先行の攻めの投球で広岡をチェンジアップ、西浦を球速142キロの直球で連続空振り三振。吉田成に安打されたが、2死一、三塁で古賀を三ゴロに打ち取った。

 昨年、3軍から2軍に“昇格”し、イースタンでの初先発後に話を聞くと「(場所が変われば)実績とか自信とか全部がイチからになる。白紙のところから新たに(信頼を)作っていきたい」と話していた。1軍に舞台が移っても、この心構えは変わっていないのだろう。この日も「引き続き頑張りたい」と先を見据えていた。巨人の高卒2年目投手では條辺剛以来19年ぶりとなる開幕1軍を目指し、一歩ずつ階段を上っていく。

 ◆沼田 翔平(ぬまた・しょうへい)2000年6月24日、北海道旭川市出身。19歳。旭川大高3年夏の甲子園に出場。18年育成ドラフト3位で巨人に入団。昨季はイースタン・リーグで3試合0勝0敗、防御率2.00。175センチ、65キロ。右投右打。

試合経過

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