【巨人】「速球王」サンチェス、5回途中4失点でもボールに力

5回、得点を許したサンチェス(左は山田哲)
5回、得点を許したサンチェス(左は山田哲)

◆練習試合 巨人8―4ヤクルト(6日・東京ドーム)

 本来の制球力を見せられなかった。サンチェスは5回2死二塁、エスコバーに四球を与えたところでマウンドを降りた。4回2/3で97球を要し、8安打2四球4失点。「いい球もあったが、逆球も多く反省が多い内容だった」と分析した。

 3月21日の練習試合DeNA戦(東京D)以来の対外試合。昨年までプレーした韓国リーグで「速球王」の愛称を授かった右腕は最速154キロを計測し、150キロ台を連発した。初回、3回はテンポ良く3人で抑えたのに対し、走者を出した2、4、5回はいずれも失点。「球を低く集めて打ち取りたい」とテーマを掲げていたが、ファウルで粘られる場面もあり球数が増えた。

 ドミニカ共和国唯一の国立大学・サントドミンゴ自治大で会計学を専攻していた秀才。オープン戦は防御率10・57と日本の球への対応に苦戦した。開幕延期になり、個人調整期間は熱心にブルペン投球を重ねて不安を解消。あとは実戦での細かい制球だけだ。

 首脳陣は菅野との先発2本柱として期待する。原監督は「球数も多いし、まだ磨く必要がある。ボールそのものの勢いはいいと思うけど、もう少し変化球のコントロール、真っすぐの精度。特にセットポジションにおいて精度がやや落ちるという部分に課題を残している」と指摘した。

 韓国・SKで17勝した昨年は、9イニング平均で2・2四球。本来は制球に苦しむタイプではない。「いろいろなことをもう一度、考えて次の登板までに修正したい」と前を向いた。(片岡 優帆)

試合経過

巨人

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